精神科リハビリテーション

「私の専門は精神科リハビリテーションです」な臨床心理学者とは?

投稿日:

作ったはいいけれどなかなか更新されないこのカテゴリー(精神科リハビリテーション)での久しぶりのエントリー。
あの…怒らないで読んでくださいよ。例えばの話、ほんと例えばですからね。例えば、私がいくつかの業績を認められて、どっかの大学に就職したとするじゃないですか(ほら怒ってる。「そんなころあるわけねーべ」なんて言わないでください)。で、まあそこの大学のサイトなんかに私の専門分野ってのが書かれるわけですね(ほんとに例えばの話なんで許してくださいってば)。


私の専門分野というと、まずは「心理アセスメント」でしょうね。「ロールシャッハ・テスト職人」だし。あとは「力動的心理療法」と書いて…で、問題はその次です。私としては「精神科リハビリテーション」と書きたいと思っているんですが、果たして私はそんなことを書けるのでしょうか?書いてもいいのでしょうか?
最近、SSTに凝ってるって話はこことかここでしたと思います。で、一応SSTの効果研究なんかもしているわけなんですが…じゃあSSTをやってれば、あるいはSSTの研究をやっていれば「私の専門は精神科リハビリテーションです」と言えるのでしょうか?
灰色のたぬきさんのデイケアというところ(精神科リハビリテーションをする心理職として)続きというエントリーではデイケアの中で心理職として働く、心理職としてのアイデンティティを確立していくことの難しさ(そして楽しさ・面白さ)が語られていますが、臨床心理学者として精神科リハビリテーションを専門とする…となるとどうすればいいんでしょうね。
当たり前の話ですが、精神科リハビリテーションってのは実践と切り離せないわけです。そうなるとPSWだったりOTだったりの方がその中でうまく機能しやすいということは否定できないでしょう。
…うまくまとまらないんですが、そんなことをウダウダと考えている今日この頃です。

-精神科リハビリテーション

Copyright© ロテ職人の臨床心理学的Blog , 2024 All Rights Reserved.