子育て

『としょかんライオン』

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最近もっぱら涙腺決壊しがちなワタクシ。
時間がある時は寝る前、娘と一緒に絵本を読むわけなのですが、先日はこの本を読んでいてなんだか涙が出てきました。

としょかんライオン (海外秀作絵本 17) としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
ケビン・ホークス 福本 友美子

岩崎書店 2007-03
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いつも静かな図書館にライオンが現れ、みんな大あわて。でもお行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。ところがある日…。深い感動を呼び世界中で話題の絵本。


確かに「深い感動」でした。読みながら鼻グスグスでしたよ。
んでもこれ、どの辺が感動のツボだったんだろう?
一つは登場するキャラクターみんな、非常に魅力的であるってことが挙げられるかと思います。
図書館が大好きなライオン。館長さんに叱られてから、きちんときまりを守って図書館で過ごす時間を楽しんでるのがかわいらしいです。
堅物で真面目な館長さん。堅物なんだけど、きまりさえ守ればライオンが図書館にいることも全く問題にしません。
そして、個人的にとても人間臭いと思ったのが司書さん。お手伝いまでするライオンが館長のお気に入りになったことで、なんだか気に入らないという気持ちはよくわかります。
さらに図書館にいる子ども達の姿も生き生きと描かれております。
あとは何だろうなあ…
言葉としては直接描かれてはいないのだけれども、ライオンの感情が生き生きと表現されているのがやっぱりツボにはまるのかな?
ライオンが何の違和感もなく図書館になじんでいることと、同じく何の違和感もなくライオンがそこにいることを認めている館長さんの、ある意味シュールな設定も面白さを支えているのかも。
そんな感じでちょっと面白く、そしてなぜだか感動できたので書いてみた次第。

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