すごいです。とにかくすごいです。
『現代精神医学大系』より、精神医学の基本的な問題、精神科臨床の基礎的となる知を学ぶための論考を選りすぐり収載し、解説を付した。
伝説の名著論文にもう一度出合える
『現代精神医学大系』から目利きが選りすぐった重要文献を読める
『現代精神医学大系』より、個々の精神疾患、特に統合失調症と気分障害についての疾病論、症候学に関連した選りすぐりの論考を収載し、解説を付した。
そして3冊目は予約受付中。
『現代精神医学大系』より、神経症圏、境界例・非定型精神病、さらに司法精神医学、多文化間精神医学等、精神医学が種々の領域へ拡大する様相を取り上げた論考を選りすぐり収載し、解説を付した。
1・2については出版社の紹介ページもありますよ。
・精神医学を学ぶ 精神医学エッセンシャル・コーパス1(中山書店)
・精神医学を知る 精神医学エッセンシャル・コーパス2(中山書店)
sample pageのコーナーからは序文や目次、各論文の解説なども読めます。
しかし…とにかくすごいです。
内容的にはもう間違いないです。社会精神医学や精神病理学の大家(既に故人となった先生方もいらっしゃいますが)による、まさに「名著」と言っていい論文に、これまた大家と呼ばれる先生方による解説がつけられているという非常に豪華な内容となっております。
そして、値段がまたすごい。本体8000円+税の8400円ですよ。
いや、こういうのにお金を出すのが惜しくない方々のための本であることはわかります。『現代精神医学大系』も図書館等ではすぐ見つかるものの、古本市場においてはプレミア価格がついていたりするものもあるので、その中からよりすぐられた「名著論文」が解説付きの新刊本として手元に置いておけるというのはすごいことです。
興味がある方は是非どーぞ。私は必要な時に図書館で…という感じでございます。