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【なんか】和歌山大にデイケア室 精神障害、学内で治療 復学や就労支援【すげえな】

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一瞬、大学病院の精神科とかの話かと勘違いして「なんでそれがニュースに?」と思ってしまいました。学生のための学内施設における試みなのですね。

和歌山大にデイケア室 精神障害、学内で治療 復学や就労支援MSN産経ニュース

和歌山大学(和歌山市栄谷)は11日、鬱病(うつびょう)や統合失調症などの精神障害をもつ学生たちを支援するため、精神科医やカウンセラーが治療を助ける「キャンパス・デイケア室」を開設し、本格始動させた。同大学によると、精神障害者は学外で治療を受ける例が多く、学内での精神ケアは全国でも珍しい取り組みという。

同室のプログラムでは、毎週火、木、金曜の午後にミーティングや薬の飲み方などの健康指導、反省会を行う。精神障害をもつ学生の早期発見と治療、再発防止に貢献し、復学や就労を支援する。学内にあることで、通学しながらの治療も可能になる。

同大学保健管理センターによると、精神障害をもつ学生は増えており、昭和57~平成4年の10年間では年平均10人だったが、同5年以降の10年では3倍以上に増加。昨年6月時点では50人で、鬱病などの気分障害が過半数を占めた。一般的な在学期間の4年間で、各学年で30人程度が精神障害になっているという。

センターは19年度から臨床心理士らをカウンセラーとして配置して試験的にプログラムを実施。症状の改善などがみられ、本格始動が決まった。ゲームやビデオ鑑賞などの集団療法に使う専用室を整備し、大学OBら4人もメンタルサポーターとして相談に乗る。

センター所長で精神科医の宮西照夫教授は「大学の門戸が広がり、心の病を抱えた学生の支援は今後必要になる。(14年から取り組む)ひきこもり回復支援のノウハウを生かし、全国のモデルとなるような取り組みにしたい」と話した。

さすがに学内にデイケアって話は聞いたことがないのですが、他の大学でも同様の試みはあったりするんでしょうか?

大学で学生相談なんかに携わってる人の話を聞くと、やはり精神疾患を抱えながら学生生活を送っている大学生が少なからずいるのがわかりますし、またそんなケースにおいては全般的な適応があまりよくないってこともあったりするようです。それが学生相談とかならまだしも、対人援助職に就きたい学生の中にもまた、そういうケースが潜んでいる(むしろその方が確率が高い?)なんてことも。

ケースによっては、学生相談以外の資源をもっと活用できたらきっといいんだろうなー…なんてことも考えざるを得ないこともあったりします。

そういう意味ではこうした動きはなかなか期待できる…というか、今後必要になっていくんだろうなあと思ったり。問題の根本はきっと「大学の門戸が広がり」ってことなのだろうなあ。

以上、本日気になったニュースでした。

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