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【ようやく】『エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方』【読んだ】

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これ、ようやく読んだので感想を書いてみる。

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方 エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方
Elizabeth O. Lichtenberger Alan S. Kaufman Nadeen L. Kaufman

日本文化科学社 2008-10
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…の前に、大学院時代に先輩から叱られたことをふと思い出したので書いてみる。


あの頃、週1で精神科での心理アセスメント業務に携わっていたです。んで、その関係で大学院の先輩と話していて、ふと「たまに主治医から訳わかんない依頼とかあるんですよね~」ってなことを話したです。
先輩(以下 先)「そんなときどうするの?」
私「え…いや、とりあえず報告書書いて提出しますけど」
先「訳のわからない依頼で、何で報告書書けるの?」
私「……」
先「検査依頼でわからない部分があったら、直接聞けばいいじゃない。もしその日に主治医が外勤だったりしたら、外勤先に電話でもして質問しなきゃいけないんじゃないの?」
私「…はい」
いや、今にして思えばものすごく当たり前の話しなんですけどね。つか、今もそういうことありますけどね。
特に研修医なんかの場合、指導医から「とりあえず心理検査やっとけ」的なことで言われて、それが検査依頼にそのまま反映されてるみたいなことはたまにあります。んでも「とりあえず」的な感じで依頼を出されても、報告書に何書けばいいのかってことになるですよ。
そんなわけで、今は訳のわからない依頼に関してはどういうことなのかちゃんと聞いてからでないと実施はしません。
繰り返しますが、えらく当たり前の話しです。当たり前の話しなんですが、これまた結構難しかったり。さすがに私も年を食ってきたからなのか最近はあんまりなくなりましたが、若い医師に依頼の意図を尋ねたところ逆ギレ的な返答をされたことなんかもありまして。この辺は同僚との日頃のコミュニケーションという問題になってくるのかもしれません。
・・・・・・・・・・
なんか本題に入る前に結構書いてしまったので、続きはまた後で。
ちなみにこの本に関しては、既にピュアリーさんが立派な書評をされておりますので、ワタクシの駄文なんかを読むよりはそちらを見た方が吉かもしれません。
発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版
心理アセスメントレポートの書き方(09/02/13)
…あ、でもこのピュアリーさんが書かれた内容に関しても結構ツッコミたいところはあったりするんですが、まあその辺も含めて乞うご期待(あんまり期待されてもそれはそれで困るのだが)。

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