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【今日も】ドラゴン桜【漫画かよ!】

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すいません。2日連続で漫画のレビューです。
いやたまたま今日の朝、出勤途中のコンビニで週刊モーニング(講談社)を買ったんですよ。んで昼休みに飯食いながら読んでたら、心理話が載ってたんでレビューしてみようかなと思った次第であります。
てか、話題の漫画なんで私なんぞが今さらレビューって気もしますがこれです


ドラゴン桜 6 (6)
三田 紀房

講談社 2005-01-21
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おすすめ平均

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ロテ的お薦め対象:誰でも;受験勉強に役立つ気がしないでもない漫画
それまで対決中心だった料理漫画に「うんちく」という要素を盛り込むことで新しい可能性を拓いた『美味しんぼ』以来、うんちく漫画というのは無数に登場してきましたが、「受験勉強」を題材にしたうんちく漫画というのは初ではないかと(学習漫画以外では)。
今週号までのあらすじはこんな感じ

破産寸前の高校を救うため、弁護士の桜木は一年以内に東大合格者を出さなくてはならなくなった。一年間の勉強で東大合格を目指すことになった水野と矢島。5科目の勉強を始め、夏休みがやってきた。夏休みの過ごし方が、東大合格の鍵を握る。矢島の両親は、息子を学校ではなく別荘で合宿をさせたがり、桜木に学校への寄付金を握らせた上で直談判をした。

ということで、以下今週号のネタバレになります(ま、ネタバレというほどのものでもない)。
矢島の2人の兄は有名大学に入学しており、矢島の親は「(当の矢島も)同じような教育方針できた」ことを主張します。それに対し主人公の桜木は矢島の現在の状況が小学校受験の失敗にその一因があると指摘した上で、「直感的思考段階」にいる子どもと「具体的操作期」にいる子どもの違いが“お受験”では重要なポイントになるということを説きます。
ということで有名な心理学者(J.Piagetですな)の有名な実験を例にとって説明し、「直感的操作段階の子どもに論理的思考を教えようとしても無理」「子どもの成長過程をコントロールし、無理矢理峠を越えさせるようなことはせず」「積極的に子どもとコミュニケーションをとることで脳を活性化させていく」といったような内容になっております。
それなりに内容は妥当だと思うんですが…冒頭ページの煽り文句に「小さいお子様のいる読者は、桜木による効果的な早期教育法を聞き逃すな!!」なんてあったりして…まあ“お受験”はともかく悪影響を与えるような内容でもないし良いとしましょうか(←何様?)
それなりに話題になっている本ですし(朝日新聞の書評にも載ったとか)、未読の方はどーぞ。

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