心理・精神医学本

【徹底レビューその1】マンガでわかる統計学

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psy-pubさんの心理学の本(仮題)の10月24日のエントリ、トキメキ統計学でも紹介されていた(そして確かtakashi?も以前購入していた)この本、遂に当ブログでも徹底レビューしてみますよ。

4274065707 マンガでわかる統計学
高橋 信 トレンドプロ

オーム社 2004-07
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な~んて意気込んでみたものの、別にそんなに力を入れるほどのことはありません。つーかぶっちゃけこの本のコンセプトは

萌える統計学

ということになりますな。ルイルイ(;´Д`)??
…と、ストーリーの概略は

父親の部下である五十嵐に近づくため統計学の勉強をしたいと申し出た主人公ルイであったが、父親が選んだ家庭教師はさえないメガネのヲタク男、山本であった。雑誌の読者アンケートやボーリングのスコアなど、身近な素材を使ってルイと山本は統計学の勉強を進めていくが…

という感じです。
実際に触れている統計的な内容は
・データの種類(カテゴリーデータと数量データ)
・データ全体の雰囲気をつかむ(数量データ編:平均値とか中央値とか標準偏差とか)
・データ全体の雰囲気をつかむ(カテゴリーデータ編:単純集計表)
・基準値と偏差値
・確率(カイ二乗分布・t分布・F分布)
・2変数の関連(単相関係数・連相関係数)
・独立性の検定(帰無仮説と対立仮説・P値)
とまあ、統計の初歩の初歩という感じではありますが、少なくとも今後「卒論で統計を使いたい(使わなきゃいけない)」「統計使ってる(使った)けど何やってるのかよくわかんねえYO!」という方々にはお薦めできるかと思います。
内容の密度からすると若干高いような気がしますが、これだけ基本に徹しているので逆に構える必要がないという利点もあるかもしれません。
統計全然わかんねーYO!という方なんかはどーぞ。あと、私みたいにネタとして購入するのも物好きな方であればアリかと思います。
次回はこの続編↓

4274066142 マンガでわかる統計学 回帰分析編
高橋 信 井上 いろは トレンドプロ

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これのレビューをします。各自予習しておくように
ルイルイ(;´Д`)??
参考:萌え実用書データベース

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