先日書店で見つけたこちらの本、装丁がなんだかシャレオツ。
『根拠ある記録』を素早くつけてスッキリ明日を迎えましょう
電子カルテの導入や説明責任、個人情報の開示請求など、近年相談援助職の記録には高い客観性と専門性が求められている。本書では、記録に必要とされる要素や用いるべき語句、実際の記録の添削例などを収載し、限られた時間で的確な記録を残す具体的なノウハウを提示する。
出版社の紹介ページはこちら。
記録の書き方…なんて「普段普通にやってんじゃん」と自信を持って言えるあなたには必要ないかもですが。
でも…本当にちゃんと記録書けてますか?どこかで習ったことがあるかもしれませんが、意外に自己流になってしまっているかもしれないですよ。
で、この本。心理臨床の分野に特化した本ではないですが、「相談援助職」全般に共通する要点がしっかりまとまってます。
なぜそんな形式で記録する必要があるのか…ということを明らかにした上で、実例や実際に使えるテンプレートなんかも載っていて大変実用的です。
上記リンク先の目次を見ていただければわかりますが、「第4章 記録の実際―――事例と解説」では「カウンセリングの記録」も含む各職種の記録の実例が掲載されており、問題点なども踏まえた上で望ましい記録の書き方がわかるという寸法になっております。
現在現場に出てる人、これから現場に出る人のみならず、教育する立場の人もどのように教えるかの参考になるのではないかと思います。
ありそうでなかったコンセプトのこちらの本。興味がある方は是非ともポチっとどぞー。