資格問題

【日本臨床心理士会:代議員選挙】参考にはなりますが言葉は正しく使った方がよいと思われます【はらぶろ】

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臨床心理職の国家資格化に関して、熱い情報をいつもお届けいただいておりますブログ、はらぶろさん。

先日のエントリ、日本臨床心理士会:代議員選挙では、日本臨床心理士会の代議員選挙に関して「臨床心理職の国家資格の推進に前向きな候補者名」のリストを作成してくださっております。

基本的に引きこもり体質で顔も広いわけではない=リアル経路ではこの手のクチコミ情報がなかなか入ってこないワタクシとしましては、大変ありがたいと思います。

…ですが、事が事だけにやっぱり色々と言葉の使い方に関しては気をつけた方がいいのではないかと思うのです。

これ、正確に言えば「臨床心理職の国家資格の推進に前向きな候補者名」ではなく「はらぶろ管理人が臨床心理職の国家資格の推進に前向きだと考えている候補者名」ですよね。

もっと端的に言ってしまえば「はらぶろ管理人が当選して欲しいと思っている候補者名」ですわな。

もちろん

あくまで口コミ情報程度にごらんをいただければと思う。

口コミというか噂話程度の情報ととらえていただきたい。

参考情報のひとつとしてこういうのがあっても悪くはないだろう。

ということで、その点については正直なお考えなのでしょう。そして私自身も今回の投票行動の参考にさせていただきたいと思ってはいます。

でも、それもあくまで「はらぶろ管理人が臨床心理職の国家資格の推進に前向きだと考えている候補者名」リストだと捉えた上でのことです。なんか「臨床心理職の国家資格の推進に前向きな候補者名」と言われると、どうしても「客観情報」っぽく思えてしまうのですよね。

ついでに、これは大変に面倒な作業になってしまうのは承知で書かせていただきますが、なぜはらぶろ管理人さんが、これらの候補を「臨床心理職の国家資格の推進に前向き」だと判断したのか、その根拠も明記していただきたいところです。

このリストを掲載された動機の一つが

候補者名簿のわずか30字の一言PRだけで判断するのは難しいと思うのである。それ以外に参考情報があってもいいのではないかということである。

ということだそうですが、名前を列挙しただけでは一言PRよりも参考になりませんわな。そう判断された根拠が明記されていない限り、その真偽(本当に臨床心理職の国家資格の推進に前向きかどうか)が検証できない…ということは、その気になれば「本当は臨床心理職の国家資格の推進に前向きじゃないけど、でもはらぶろ管理人さんが何らかの理由で当選させたい人」をこのリストの中に紛れ込ませることも可能なわけですよね。

いや、そんな卑怯なことはしてないとは思いますが、可能か不可能かと言えば可能だという話でして。

なんだか細かいことをごちゃごちゃ書いてしまいましたが、でも

大学の先生が院生やOBにはがきやメールを送って、みんな少ない情報の中でその先生に投票して、終わり、という選挙

みたいなのを本気でなんとかしたいと思っているのであれば、このエントリで述べているような事に関しての配慮はしていただきたいと思いますし、それができないのであれば、ぶっちゃけそんなリスト載せない方がいいと思います。

だって「はらぶろに名前が書いてあるから投票する」人がいたとしたら、それって「大学の先生から連絡が来たから投票する」ってのと何も変わらないじゃないですか。おそらく、とても残念なことではありますが、そういう人は少なからずいるのではないかと思います。

ついでに

(注)・・・その後、新たに情報をいただいて一部修正をしてあります。誤字もありましたので訂正してあります。(2011年2月14日)

誤字はともかくどの部分を「一部修正」したのかは、やっぱり上記と同じ理由で明記すべきかと。

…このエントリを読んでくださった皆様。私の言いたいこと、伝わってますよね…?

そんなこんなで、色んな情報を参考にしつつ、私自身が私自身で投票する候補者を決めたいと思うのでございました。

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