なんか流行ってるらしいっすね。「歴女」とやら。
新語・流行語大賞:「政権交代」が大賞 「仕分け」「歴女」「草食男子」… - 毎日jp(毎日新聞)
そんな関係なのか、先日書店でこんな本を見つけまして(って、最近こんなんばっかだな)。
乙女の日本史 滝乃 みわこ 東京書籍 2009-07-25 |
さよなら「おじさん史観」! 今こそ語ろう、乙女目線の日本史
●日本はもともと肉食女子×草食男子の国
●徹底的に「勝ち組女」――北条政子
●上杉謙信「女性説」を検証する!
●「婚期を逃した女」のいばら道――茶々
●今こそきちんと知りたい「男色の日本史」
●「不思議ちゃん」の愛されレッスン――坂本龍馬
●「男装の麗人」のセクシュアリティ――川島芳子……などなど、巷にあふれる「男のための日本史」にツッコミいれつつ乙女目線で日本の歴史を読み直す、日本初「女子のための日本史本」誕生!
まあなんと言いますか…アレな感じは漂ってますが、とりあえずワタクシ結構好きな辛酸なめ子が帯の推薦文を書いておりまして、気になった次第であります。
実際の内容は結構まともなようで、興味のある方はどぞー…なんですが、個人的にはその隣においてあったなんか懐かしい風味の装丁なこちらが気になったですよ。
もういちど読む山川世界史 「世界の歴史」編集委員会 山川出版社 2009-09 |
「世界の歴史 改訂版」をベースに、一般の読者を対象として記述を見直し、時代に即応した簡潔かつ明解なかたちに書き改めた通史。さらに、現代の理解の手助けになるようなテーマを選択してコラムとし、解説を加えている。
09/07/16のエントリ、そういや世界史も得意だったかもしれない - 山川出版の歴史教科書準拠のDS用ソフト、社会科熱に無駄に火が着いてしまった気がするでも書きましたが、昔から歴史好きでした。そしてそれなりに受験科目としても世界史は得意でした。
で、振り返ってみると、やっぱ歴史は学んでおくべきだと思うです。世界史を知れば、今の世界情勢がなんでこういうことになっているのかわかります。そして、自分の専門に引き寄せてみれば、世界史の中の文化史だったり思想史だったりは、心理学史を概観するのに大いに役立ちます(日本史?えーと…シラネ)。
ただ、あの頃あれだけ一生懸命やった歴史、結構抜けてるんですよね。懐かしさって意味も含めて、この『もういちど読む山川世界史』は読んでみたいです。
ちなみに日本史版もありますよん。
もういちど読む山川日本史 五味 文彦 山川出版社 2009-09 |
あと、歴史といえば教科書とともに欠かせないのが「図録」。授業中暇な時はよく眺めてたもんです(あれ?ちゃんと勉強してたんじゃねーの?)。
Amazonさんで見たら予想外に安いのね。あんなに内容盛りだくさんなのに。
山川世界史総合図録
山川出版社 2007-05 |
山川 詳説日本史図録 詳説日本史図録編集委員会 山川出版社 2008-10 |
欲しいっす。
今読んでみると、意外に自分達が教わった内容と違った内容になってたりして。そんな感じで自分の過去の知識と照らし合わせてみるのも面白いかもです。
いやホント、歴史勉強した方がいいっすよ。現役受験生は当然ですが、いい年した大人こそちゃんと歴史を知っておくべきなのではないかと。
そんな手抜きエントリっぽい感じで大変申し訳ありませんが、順位確認後戻ってきていただけると大変うれしかったり→学問・科学ランキング