09/01/14のエントリ、【なかなか】『研修医のための精神医学入門』【良さげ?】でご紹介したこちらの本。
研修医のための精神医学入門 石井 毅 星和書店 2004-01 |
これの第2版が出ました。
研修医のための精神医学入門 第2版 石井 毅 星和書店 2009-03-18 |
すべての研修医、精神科臨床を志す方を対象に、精神科の全ての領域の基礎的内容をわかりやすく解説したタイムリーなポケット学習書。精神症状の捉え方の基本、精神疾患の初期症状への対応、また社会復帰や支援体制の現状などをきめ細かく網羅する。全ての診療科において精神科的視点の重要性が言われる中、発売以来、その使い勝手のよさから好評を博してきた本書であるが、この度、最近注目を集めている発達障害の項目を大幅追加。
タイトルは『研修医のための~』ですが、これから精神科実習に出る人、あるいは精神科臨床の現場に就職する人にはかなり良い本なのではないかと思います。
言われてみれば前の版には発達障害関連の記述がほとんどなかった様な気が。
そして前にも書きましたが、これから予診をとったりする人には特に重宝しそうな感じの本です。
…って予診ならこういう「名著」もあるわけですが(そう言えばこの本、紹介してなかったっすね)。
精神科における予診・初診・初期治療 笠原 嘉 星和書店 2007-02 |
『研修医のための~』は持ち運びに便利って辺りが一番の利点かと。
興味のある方はどぞー、です。
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