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【超】久野能弘の日記【ステキ☆】

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ご存じの方も多いかと思いますが、超ステキブログのご紹介です。
こちら
久野能弘の日記
です。
久野氏のプロフィールはこちら。
経歴(久野能弘)(中京大学心理学部心理学科久野ゼミのページより)
Amazon.co.jpで入手可能な著書は現在これ一冊(しかもユーズド)のみですが、個人的に結構欲しいかも。

行動療法―医行動学講義ノート 行動療法―医行動学講義ノート
久野 能弘

ミネルヴァ書房 1993-12
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内容(「BOOK」データベースより)
行動療法は治療の期間も短く、治療の効果もはっきりしています。治療の組みたて方、方針の立て方、その基本となる行動の見方を基礎からしっかりととらえれば、無限の可能性がひらかれます。本書は行動変容の理論、技法を根底から説き起すとともに、フロイトなどの症例を検討し、精神分析との違いをはっきりと打ち出し、行動療法のめざしている地点を著者の現場報告によって明確にします。

内容(「MARC」データベースより)
行動変容の理論、技法を説き、精神分析との違いをはっきり打ち出し、行動療法のめざしている地点を、著者の現場報告によって明確にする。行動療法家としての最低限の知識や技術が習得できる学習書。


で、ブログの内容なのですが、簡単にまとめると「行動療法バンザイ、精神分析は○○(自主規制)」という感じです。あ、あと「(日本の)精神医学も○○(自主規制)」というのもありますです。
それを端的に示しているエントリとしては、06/02/16の臨床の成果についてや06/04/18のわが国の臨床心理学が40年遅れていることについて、はたまた06/05/11のふと思うことがあります・・・・。なんかが挙げられますでしょうか。しかし「カルト」て!…「精神分析カルト」も気持ち悪いですが、「行動療法」も「行動療法教」になっちまっては(以下自粛)。
色々ツッコミたいところもあるのですが、敢えてそれはしません。私のような若造が一言二言伝えたくらいで何か変化があるわけでもないでしょうし、なにしろ偉大な先生です。お亡くなりになるまでこのままの方向性で突っ走っていただけたらと思います。是非とも長生きしてください。
いや、個人的には結構良いこと書いてあるとも思うのですよ。心理○床学会に対する批判とか、あるいはこういう記述とか。

河合先生、神田橋先生はある種天才と言えるひと達です。危険なのは力も無いのに天才の真似をすることです。科学は実は鈍才のためにあるのです。鈍才たるわたしは実証のある科学と言う手段を援用して行動療法の道を辿ることにしています。

河合氏に対してはともかく、神田橋氏に対する評価は私のブログの05/07/25のエントリ、私が神田橋本を紹介していない理由で主張したことと似たような内容なのだと思います。そして「科学的であること」に対する姿勢も好きです。ステキです。
とにかく未読の方は最初から通して読むことをお薦めいたします。そして久野先生におかれましては、退職記念出版計画が無事遂行されることを期待しております。
久野氏の今後を陰ながら応援しつつ、生暖かい目でブログの方を見守る所存でございます(トラックバック届くかな~)。

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