資格問題

それができないからこそのブログであり

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裕’s Object Relational Worldの20日のエントリ、日本心理学会資格関連ワークショップで、発表者のブログ批判に対するブロガーの反論・反発について触れられていますよ。
このブロガーの反論の中には、私のところの18日のエントリ、ブログの力2~『のまねこ』問題と心理職国家資格化問題も含まれていることと思います。
裕さんのおっしゃることには一部同意したいと思いますが、同意しかねる部分もあります。なので、引用しつつ反論してみますよ。

でも、そういうブログへの反感には共感する部分もあります。10年以上も議員への陳情など地道な仕事を続けていて、今も現実に動いていたら、インターネットでちょこちょこと検索した情報でああだこうだいわれたくないだろうなあと。

確かにそれはわかります。これまで国家資格化のために動いてらっしゃった諸先輩方に対しては頭が下がる思いですし、我々なんぞの想像を絶するようなご苦労をなさってきたであろうことは理解できます。
でも、それとこれとは話は別じゃないですか?感情的には確かに理解できますが…結局、ブログへの反感は「感情論」ということですよね。

それに匿名で、実名の人を批判するのは基本的に無責任でアンフェアだと思うし。

これについても一般論としては同意します…が、これは「匿名で発言せざるを得ない状況」というのを無視した発言なのではないかとも思います。ブログで議論を繰り返しているような方々は、実名で発言できるのであればとうの昔にそうしていると思います(実際に実名で発言されている方もいるかもしれませんが…)。
10年以上も地道な活動を続けてこられた方々は、実名での発言であれば「ああだこうだ言われたくない」とは思わないのでしょうか?
我々みたいな若手が資格問題を先頭を切って進められてきたベテランの方々と対等に話せる場があれば、それは喜ばしいことだと思うのですが、少なくともブログでの発言に対してあのような考えしかもたれないような方々が、そうした場を作ってくれるとは思えないのです。
で、今回の問題の根源は正にそこにあるのではないかと思うのですよ。
私は前のエントリで

でも、そのようにネットで議論を繰り広げている人々こそ、現場の人間であるということを無視しないでいただきたいと思うのですよ。

と書きましたが、これを訂正したいと思います。
現場の人間」というよりは「現場の若手の人間」の方がいいかと思います。現場の人間という話をすれば、それこそ全心協の人たちなんて現場の方が多いでしょうから。
なので裕さんが書かれた最後の点

そういう現状をどう打開したらいいかというと、ブロガーの方で臨床心理士会の代議員に立候補する人がいればいいなあと思います。(全心協でもいいけど、こっちはすぐにはいれてしまってはりあいがないので) そいでネットで情報提供すると、こりゃおもしろい。だいたい、大学の先生ばっかりが選挙で選ばれるって言うのが不健全というか、依存グループというか。

ここに関しても、非現実的だと思うのです(裕さんも半分はネタとして書かれているんだとは思いますが…)。
私みたいなペーペー、若手がそんなことしたら「空気嫁」って言われて終わりでしょうし、私自身もそんな奴がいたらそう言います。しかも、実名でそれをやって、皆さんがニュートラルな感情でいてくれたらいいんですが、さすがに皆さん人間でしょうし、そうもいかないでしょう。
「臆病者」と言われようが「汚い」と言われようが、そりゃあネットでの自分よりはリアルでの自分の方が大事です。「現場」の「若手」である自分が資格問題についての意見を気兼ねなく言える場所が見つからない限りは、きっと私はこの問題に関してはブログでしか発言しないと思います(自分の研究だったり、臨床に関することはまた別ですが…)。

…なーんて書いたら「ネタにマジレス(略」と言われてしまうのでしょうか?

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