知ってる人は知ってるであろう話で恐縮であり、とりあえず知ってる人はスルーしてもいいかと。
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『アンパンマン』と言えば、幼児の皆様方を対象として長きに渡って絶大な人気を誇るアニメですが、そのオリジナルって知ってます？
もちろん、やなせたかし氏原作の絵本なのですが…
これ…
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アンパンマンたんじょう (アンパンマン・クラシック) やなせ たかし フレーベル館 2005-08 |
…じゃないですよ。
これはこれでアニメの『アンパンマン』の原点とも言える作品であり、あのアンパンマンやばいきんまんがどんな経緯で生まれたかみたいな辺りを知る上では良い本です。
が、本来のオリジナルはこちらなのですよ。
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あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8) やなせ たかし フレーベル館 1976-05 |
アンパンマン絵本の元祖の一冊。アンパンマンはおなかをすかせている子どもなど、困っている人のところに現れ、助けます。
この作品に出てくるアンパンマン…じゃなくこの本での表記は「あんぱんまん」は焦げ茶色のぼろぼろのマントと衣装で顔もなんかちょっと不気味です。
困っている人に顔を食べさせるという設定はみんなが知ってるアンパンマンと一緒ですが、このあんぱんまんは顔が無くとも飛びます。
作品全体にもの悲しい感じが漂っていて、それに対して子どもは引いたりするかと思いきや…結構評判よかったりするんですよ。我が家の次女が寝る前に読んで欲しいと持ってくる本の中で、月1、2回くらいのペースで登場してます。
そもそも現在のアンパンマンという作品は元々のやなせ氏のテイストとは違っていて、こちらの方がやなせ氏らしさが出てるのだと思いますよ。
ってことで、興味のある方どうでしょ？
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