カウンセリングで金儲け(偽)

カウンセリングでがっぽり儲ける方法(5)

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ここまではネットによる広告戦略について述べてきたように、確かにネットは強力な武器になります。
ただ、いくらネットが普及してきたとは言え、やはりテレビなどマスコミの影響力にはまだまだ及びません。


ネットでの宣伝の際にも同じ事は言えるのですが、ユーザーの皆さんの中には「カウンセリング受けてみたいけどご近所の目が…」とか「恐いところなんじゃないの?」とか誤解されている方も少なくありません。
ビジネスとしてのカウンセリングを展開する上でそうした方々の誤解を解くことは大事であり、そのために親しみやすさ・カジュアルさがまず必要となるわけです。
具体的には心理学に関係するテレビ番組でコメントしたりすると効果的ですよね。
その際、「血液型性格診断」だったり「アロマセラピー」だったり「前世療法」だったりと、ユーザーの方の関心をひく話題を入れていくことがポイントになります。
最近では「カラーセラピー」や「アニマルセラピー」などもユーザーの関心の高いところだと思います。
テレビの世界では未だに「動物」は数字が取れますし。
こうした番組でコメントするためには、常にアンテナを広く張り巡らすと同時に、テレビ・雑誌等に対しては積極的に営業活動をしていく必要があります
この辺はもう一般的なビジネスと全く同じと言ってよいでしょう。
営業の際には、先ほどお話したように所属学会名だったりあるいは博士号だったりはかなりの威力を発揮するはずです。
こうした地道な営業活動の甲斐もあって、最近ではテレビドラマの監修なんて仕事も入ってきてます。
皆さんご存じの方も多いと思いますが金曜サスペンスワイドの「催眠プロファイラー・賭手三田代(かけてみたよ)」シリーズ。
あれの催眠に関する指導や心理学の知識に関する監修は私がやってるんですよ。
あと最近やった仕事としては映画のプロモーション用に心理検査を作ったりもしました
雑誌の取材なんかは多すぎて最近では断っちゃってます。
もったいないんですけどね。
そうした仕事は例えばクリニックを経営している当ジャパン・カウンセリング・アカデメイア(以下JCA)の卒業生のところに回したりしてます。
女性誌の「こころの相談」関係の連載を持ってるJCA卒業生もいます。
こうやってマスコミの露出が増えたおかげで、当JCAと付属カウンセリングルームは多くのユーザーの方に名前を覚えていただき、今日もたくさんの方がご利用してくださっています。
カウンセリングルームの方のクライアントはマスコミ関係者や芸能人も結構多いんですよ。
…今回はここまで。次回は「JCAにおけるカウンセリング教育」の核心に迫ります。
続く
※このテキストは「ジャパン・カウンセリング・アカデメイア開校10周年記念講演『カウンセリングビジネスの現状と展望』」の録音記録を再構成したものです。本講演記録の無断転載は堅く禁じます。掲載記事の全ての著作権はジャパン・カウンセリング・アカデメイア(株)に帰属します。


…はい、例によってこれもまた嘘記事です…が、当然のように続きます。
繰り返しになりますがこの記事はフィクションであり、ジャパン・カウンセリング・アカデメイア、超カウンセラー学会、妄毛泰三(もうけたいぞう)は架空の団体・人物です。実在の団体・人物とは一切関係ございません
また当エントリはカウンセリング・ビジネスを奨励するものでも擁護するものでもございませんが、いくつかの団体を揶揄する内容は含まれているかもしれません。
その辺りを何卒ご了承くださいませ。
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