スクールカウンセラー

ドラゴンボールに学ぶフリーター・ニート問題とスクールカウンセラー

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ネット上では散々話題になっていて今さら…的な感じはないわけではありませんが、思うところがあってご紹介。最初のネタ元は…たぶん2ちゃんねるのニュー速VIP
フリーザ様に学ぶフリーター問題
セルゲームに学ぶ「再チャレンジ支援税制」
孫一家に学ぶ「就職氷河期」問題
三井寿に学ぶ派遣社員問題
戸愚呂面接官に学ぶ中途採用基準
仙水忍に学ぶ公務員制度
ドラゴンの騎士に学ぶパラサイトニート問題
大魔導師ポップに学ぶ新卒の重要性
これが30過ぎた男の月収なのか
ワムウに学ぶホワイトカラーエグゼプション
ダービーに学ぶ就職氷河期前後における学生の待遇
『フリーザ様に学ぶ~』などはスクールカウンセラーで食いつないでいる臨床心理士資格保持者にとっては他人事ではないのでは?(どこで働いていたって不安定な職ですし、私も他人事ではないんですけどね)


スクールカウンセラーと言えば、こんなニュースもあったりして。
いじめ対策に14億円増 早期発見などに取り組み(中国新聞)

全国で子どものいじめによる自殺が相次いだことを受け、二○○七年度予算財務省原案では、いじめの早期発見のための調査研究費や、スクールカウンセラーの配備など、文部科学省関連でいじめ問題対策に前年度比十四億円増の六十二億円が認められた。いじめの実態を把握するため、緊急カウンセリングを行う費用など、本年度三十一億円の補正予算案も組んだ。
財務省などは「万全の措置を取る」としているが、いじめ問題の解決に特効薬はないとされるだけに、これらの対策がどれだけの効果を上げられるかは未知数だ。
いじめや不登校などで児童生徒の心のケアを行うスクールカウンセラーの配置には四十一億円、二十四時間三百六十五日対応できる電話相談の態勢構築に九億円がそれぞれ認められた。
また、いじめの未然防止や早期発見のための取り組みを研究する新規事業と、子どもや親の相談にあたる教員OB、警察官OBの小学校配置にそれぞれ五億円、不登校の児童生徒への支援を行うNPOなどへの委託事業に一億円が付いた。
補正予算案では、年度内に小学五年から中学二年までの全児童生徒を対象にカウンセリングを行って、いじめの実態把握を行うため、カウンセラーや相談員を緊急配置する費用二十三億円、電話相談態勢の強化に七億円が盛り込まれた。
また、法務省関連では、いじめや虐待などの相談を人権擁護委員が電子メールで受け付けるシステムづくりのため、補正予算案に三千四百万円を計上した。早ければ○七年度から運用を始める。

んー…一律に増やすことで、使えないスクールカウンセラーの相対的増加に繋がらなければいいのですが…。
結局は個人の力量次第であるということを常に意識したいものです(とか言うと、お前の力量は高いのか?って人がいたりしますので、先に「そんなことは言っておりません」と言っておこう)。
結局、スクールカウンセラーはどこまでいっても、ぶっちゃけ「フリーター」でしかないわけで基本的な待遇の改善ってのも必要だと思うのですよね。単に数を増やすのではなく、できるだけ良い人材を確保できるようなお金の使い方ってのはないものなのですかね?
さてさて…どうなることやら。

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