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レビュアーを意識して読む『心理学の「現在」がわかるブックガイド』

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11/04/13のエントリ、【ご恵贈】服部環監修・越智啓太・徳田英次・荷方邦夫・望月聡著『心理学の「現在」がわかるブックガイド』【御礼】でご紹介しましたこちらの本。

当ブログ経由でご購入される方も多く、Amazonさんでの売り上げも好調のようです。

既に紹介したこちらの本なんですが、改めて別な切り口から読んでみると面白いんじゃないかと思ったのが、「レビュアーを意識して読む」ってことでした。

この本、巻末には監修者・著者の紹介があり、webサイトを持っている方に関してはそのURLも記載されております。そしてwebサイトを見たり、あるいは著者名で文献検索すれば、各著者の研究テーマがわかったりします。

各レビューは執筆者がわかるようになっており、それぞれの著者の研究テーマを踏まえた上で読んでみるとまた味わい深いのではないかと思ったり。

私は自分の専門領域である臨床心理学関連の本しかわかりませんが「自分だったらこういう切り口では書かない」とか「え?そう読むの?」ってな感じのところはあったりしました(特に心理アセスメントがらみの本だったり、精神分析関連の本だったり)。

また、未読の本だからこそ気になる記述なんかもあったり。「逆に読んでみたくなる」みたいな。

…そんな感じに思うのは、著者がほとんど知り合いだったりすることもあるんですが(そんなわけでご恵送いただいた次第でございます)、そうでなくとも色々と面白いかと思います。

もし仮に、今度こういう企画があったとしたら、あえて専門分野とは違う領域の文献に関して研究者としてどう読むのかってのは見てみたいですし、あるいはクロスレビュー(ファミ通みたいに点数をつける必要はないですけど)形式で著者間での読み方の差異みたいなところも興味があります。あとこの本は著者の方々の専門分野はほとんど重複してませんが、あえて同じ専門分野(だけど細分化するとやっぱり違う)の人が、同じ本をどう読むか…なんてのも面白いかもしれません。

そんな勝手なことばかり言ってしまいましたが、心理学を専門とする学部生・大学院生はもちろん、心理学を専門としない人でも楽しく読めますし、既に心理学を生業としている人でも改めて自分の専門以外の分野に目を向けてみるよい機会になるのではないかと思います。

お求めやすい価格ですし、未読の方は是非どうぞ。

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