心理・精神医学本

今のオレには…

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…この本が必要かもしれない…。

肥満の認知行動療法―臨床家のための実践ガイド 肥満の認知行動療法―臨床家のための実践ガイド
Zafra Cooper Deborah M. Hawker Christopher G. Fairburn

金剛出版 2006-10
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肥満の問題は身体的であるとともに,きわめて「心理的」でもある。

本書では,問題そのものを維持している認知プロセスを変化させる認知行動療法の技法を肥満の治療プログラムに取り入れ,治療の段階ごとに動機づけ・援助の方法を示した。まず減量達成にあたり「希望体重」「理想体重」「許容体重」といった体重目標区分の考え方,また,減量の先にある「本来の目標」を見極める重要性を解説し,その具体的な援助技法を詳説している。さらに「むちゃ食い」「ボディイメージの障害」といった肥満治療に重要なポイントとなる諸問題への対応にも紙幅を割いている。

そして本書の最大の特徴は,「肥満治療成功は,至難の技」と言わしめる「リバウンドの問題」の心理的プロセスを明らかにし,その治療プログラムを詳述している点である。リバウンドへの本書のプログラムは,肥満治療の切り札となるだろう。

本書は,肥満の患者や体重コントロールに問題を抱える患者の治療に携わっているすべての分野の専門家のために書かれた臨床ガイドである。

いや、マジで。
ここ数週間、週末はほとんど旅に出ていたですよ。
で、旅といえば美味しい食事ですよ。
美味しい食事といえばカロリーですよ。
カロリーといえば…わかるな?
・・・・・・・・・・
てなわけで、ぶっちゃけここ数ヶ月の最低値と比較すると6kgほど増えてます
今日からレコーディングダイエット再開。本当は本格的な認知行動療法的アプローチをとった方がいいのだとは思いますが。
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ちなみに監訳者あとがきより。

この肥満治療法は,「万病に効く薬」的役割を狙ったものではない。著者自身述べているように,患者とのやり取りの中で,ステップ・バイ・ステップに進めるものである。認知行動療法に限らず,治療全般に通ずることであるが,治療とは患者が自分の種々の問題を克服するのを臨床家と患者が一緒になって,大いに力をあわせて援助するプロセスである,という彼らの考えには大いに賛成である。

そうなんですよね。臨床家はあくまでも「援助する」ものであるって姿勢は重要ですよね。

なんと言っても本書の最大の特徴は,治療プログラムの目玉として減量に成功した後の「体重再増加の問題」への取り組みを設定していることであろう。この,減量によって得られた体重をずっと維持することが如何に困難であるか,肥満治療の経験者であれば全員が首肯する難題である。“肥満治療成功は,至難の技” と言われる所以である。本書は,この,体重の再増加をもたらす心理的プロセスを詳細に明らかにし,それを防ぐために「体重維持」のための「目標の体重幅」の決定ならびに体重モニタリング法の確立を具体的に説明する。実際,その解説にかなりのページを割いている。それは,この問題の解決こそが,肥満治療成功のための鍵となるからであろう。

その辺知りたいっす。マジで。
そんなわけでまたがんばりたいと思いますです。はい。

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