心理・精神医学本

伝説の敏腕編集者による「本を書きたい専門家」のための本

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心理・精神医学系で、純粋に「印税生活」ができるくらいに売れた本って『「甘え」の構造』くらいなものだ…的なことを以前聞いたことがあるような気がしないでもないのですが、これってホントなんですかね?

「甘え」の構造 [増補普及版] 「甘え」の構造 [増補普及版]
土居 健郎

弘文堂 2007-05-15
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おすすめ平均

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んでもってまあ、そこまでの野望は持っていないでしょうけれども、当ブログをご覧になっている「専門家」の中には「自分の本を出したい!」という野望?希望?を持っている方はいらっしゃると思います。
そんな方に朗報!
本を書きたいと思ってらっしゃる専門家の方向けの本が出ました。こちらでございます。
専門家のための「本を書こう!」入門
専門家のための「本を書こう!」入門

本を書きたい、本を書いてみたい、本を書くよくまわりからよく言われるという専門家の方は多いかと思います。でも、何からはじめればいいのかわからない、自信がない、という方がほとんどでしょう。この本は、そんな専門家のために、本を書くノウハウをまとめたものです。何から手をつけるのか、今まで書いてきた論文や雑文などはどう使うのか、どう書き出せばいいのか、タイトルのコツは……など、具体的なことを述べました。


上記リンク先をご覧になればおわかりかと思いますが、「本」と言ってもPDFによるダウンロード販売です。
著者は「医学書や心理学の本など、百数十冊の専門書を作り、1000人を超える専門家・研究者と仕事をしてきた編集者」であり、「こんなご時世に起業をした」でおなじみ、当ブログでも何度かフィーチャー(笑)してまいりました遠見書房代表の山内俊介氏です。
この本は上記の通常版(定価1000円)の他に、遠見書房メルマガ会員限定版(定価600円)もあります。
専門家のための「本を書こう!」入門 メルマガ会員版
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メルマガ会員になってない方はこちらからどぞー。
メルマガ配信遠見書房
この本…というか、私が遠見書房さんに対してすごくいいなと感じるところは、この本のはじめにに書かれているこの部分

私の編集者としての最大の夢は、たとえば河合隼雄先生のような人の最初の本に立ち会うことです。その野望のため、私はどんなに若い人でも、文章が今ひとつでも、「最初の単著」を作る機会にはなるべくタッチしようとしています。本を出したことのない隠れた才人の企画を作り、素晴らしい本を制作し、売れ、いつしか名著と言われるようになる、それが最良の編集者の仕事だと私は思います。ぜひトライしてみてください。本を作るのは楽しい作業です。

こういうのを聞くと、すげえなと思いますよ。さすが「伝説の敏腕編集者」ですよ(って私が今、勝手につけたキャッチフレーズなんですけどね)。
今はしがないぺーぺー心理士なワタクシではございますが、もし万が一、将来「最初の単著」を書きたい!と思った時には是非よろしくお願いしますという感じです。
そんな感じで興味のある方はどぞー。
あ、遠見書房と言えば、新しくこんな雑誌が刊行されるそうで。
子どもの心と学校臨床(第1巻)特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方
村山正治


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執筆陣がやたらと豪華です。
こちらもまたどんな感じになるのか期待大でございますね。

そして、お時間あれば順位確認後戻ってきていただけるとうれしゅうございますよ学問・科学ランキング

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