雑記

国語だけは得意だった

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過去の栄光以外の何物でもありませんが(てか「栄光」なんて大層なものですらない)、私、大学受験時のセンター試験の国語、満点でした。…ってやっぱ自慢にもなりませんわな。
で、学部時代、塾講師のアルバイトやってた時、メインで教えてたのは国語でした。
そんなわけで国語にこだわりのあるわたくしが結構長い間探してた本、ようやく見つかりました…いや、そんな時こそAmazon.co.jpを使うべきなのですが、この手の本はやっぱり「食事の友」として買うものだと思うのですよね。
そう。05/03/28のエントリ、【食事の友】漫画じゃないけど【清水・西原】でご紹介した、清水義範 | え・西原恵理子による一連の「お勉強シリーズ」の国語版です。

はじめてわかる国語 はじめてわかる国語
清水 義範

講談社 2006-02-16
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で、期待通り、なかなか面白い本でございましたよ。


別に私は教育者ではないのですが(とは言え、塾講師のバイトをやってた頃は教育についてそれなりに考えてはいましたよ)、国語教育について書かれている内容は興味深かったです。
「国語教育の陰には道徳教育・思想教育がある」という主張はその通りだと思いますし、国語の試験問題というのはなんだかなぁと思わせられるものも多かったりします。
そうした指摘の上で筆者は国語教育の重要性を論じています。
『ドラゴン桜』第5巻で特別進学クラスの国語を担当する芥山龍三郎は「国語は全教科の試験の点数に影響し、根本を為しているほど肝要である」という主張をしておりますが、この本でもまさに同じ事が述べられております。
しばしば「わけのわからん教科」とされがちな国語ですが、その意味を改めて考えて欲しいと思いつつこの本を紹介した次第。
…なんて堅苦しいことを言わんでも割と気楽に読める本ですので、興味のある方は是非ともどぞー。

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