資格問題

奈良県臨床心理士会のサイトから「緊急・国家資格化に向けて鳥取県から」の文章が削除されている件

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先日のエントリ、奈良県臨床心理士会のウェブサイトに掲載された「緊急・国家資格化に向けて鳥取県から」を読んでみた その1の続きを書こうと思い、今日、改めて奈良県臨床心理会のサイトにアクセスしてみたところ…

…あの文章が完全に消えておりました。

元のリンク先のURLはこちらなんですけど…

http://www.nsccp.jp/info-detail85.html

…はい。何もないですね。

とりあえず5/28現在、Googleのキャッシュは残っているので、実際にあの文章がアップされていたことは確かなのです。

お知らせ[緊急・国家資格化に向けて鳥取県から]|奈良県臨床心理士会(cashe)

キャッシュもいつアクセスできなくなるかわからないので、スクリーンショットでも撮っておきますかね。

nara_clinical_psycho001

しかし、何で削除されたんでしょ?弊ブログが原因でしょうか…まさかね。このブログにそんな影響力はないですし、そもそも何も後ろ暗いところがないのであれば削除する必要もないのでは?

前のエントリでは、鳥取県臨床心理士会からの文章が当該心理士会における「総意」ではなく「一個人の意見」である可能性を指摘しましたが、あるいはあの削除された文章が奈良県臨床心理士会における「個人の暴走」の結果だったりしたのでしょうか?

何の理由もなく一度アップされた文章が削除されるということ、つまり「なかったこと」にされるというのは、臨床心理士のサービスを利用される方々に対する信用を失いかねないことなのではないかとも思いますよ。自分達の意見を出したり引っ込めたり、さらに「なかったことにする」ような団体の言うことが信用できますか?

ついでに…続編の記事で扱おうと思ってたのがこちらの文章なんですが(こちらはまだ残ってるうちにスクリーンショット&HTMLファイル丸ごと保存済み)

お知らせ[心理士の国家資格化と日本臨床心理士会の動きについて]|奈良県臨床心理士会

これが「奈良県臨床心理士会の総意」なのであれば、あの文章も全く問題ないと思うんですけどね(内容はともかく公開しつづけることに関しては)。少なくとも前の文章が削除される意味がわかりません。

そんなわけで結論。

消すくらいなら最初からアップするべきではないし、削除するならば『なかったこと』にするのではなくその理由を明記するべきでは?

以上でございます。

せっかくキャッシュ&スクリーンショットは確保できましたので、引き続き当該文章(および「心理士の国家資格化と日本臨床心理士会の動きについて」)へのツッコミは入れていきたいと思います。そこから国家資格を作るにあたっての諸問題が明らかになってくる可能性もありますから。

皆様もご意見ありましたらコメント欄&Twitter等で遠慮なくどーぞ。

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