食育

娘の偏食

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もうすぐ2歳11ヶ月になるうちの娘の話。
離乳食の頃はもう「お前はベジタリアンか?」ってくらい野菜しか食べませんでした。細かく切った野菜をカツオだしで煮たのが好きで、あとはヨーグルトくらいしか食べなかったですね。
ところが最近は野菜ほとんど食べなくなってます。かろうじてトウモロコシは食べるかなぁ…という感じ。去年はあんだけトマト食べてたのに何で?
今年も我が家の畑は豊作で、トマト・ナス・ズッキーニ・ゴーヤなどなど、ガンガン収穫できているのですが…このご時世、採れたての極上のトマトなんてそんな食べられないのになんて贅沢な…と思いますが、本人は「去年は食べてたのに、今年は食べないんだよねぇ」などと他人事のように言ってます。
今の娘の主食は昔と変わらずヨーグルト&牛乳。あとパンは好きですが、ご飯は少々。肉はほとんど食べず、魚はまあちょこちょこと…果物は割と好きという感じです。
偏食なんてのは大人になったらほとんど解消される場合が多いですし、多少の好き嫌いはあっても栄養的に問題なければいいかぁ…と思ってこのエントリはまとめようと思っていたのですが…
ふと検索するとこんなのを見つけてしまいました。
偏食をなくそう
「偏食」のGoogle検索でトップに出てた、千葉県栄養士会のサイトの1コンテンツです。
えー
偏食はわがままを助長し、意欲や好奇心をなくす
だそうです。


ちょっと引用してみますと…

 偏食とは、一般的にある特定の食品に対する好き嫌いがはっきりしていて、しかもその程度がひどい場合を言います。ある特定の食品が嫌いであっても栄養学的に代替しうる食品、例えば魚が嫌いであっても肉や卵、大豆製品などを食べれば問題はないわけですが、だからといって偏食があってもかまわないという意味ではありません。
 偏食がひどく特定の食品しか食べない状態では、成長・発育に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素が不足しやすくなります。また、子どもが好むからといって偏食を容認し、肉料理などに偏っているようでは、わがままを助長するだけでなく、将来の生活習慣病の原因にもなりかねません。
 さらに、偏食は意欲や好奇心など心の発達や性格形成などの阻害要因になるといわれています。実践女子大の二木先生の調査によると、楽しくなんでも食べる食欲の旺盛な子は、意欲や好奇心、自主性に富み、偏食の多い子はその逆だったそうです。

んーと…1段落目では「栄養学的に代替しうる食品を食べれば問題がない」という話をされていますよね。で、2段落目では「栄養が偏る」って話になり、それが「わがままを助長する」って話にすり替わってませんか?
で、気になるのが「実践女子大の二木先生の調査」ですね。これ一体どんな調査したのでしょうか?めちゃめちゃ気になるんですが…。つーか、何かツッコミがいありそうな調査の臭いがプンプンするぜ!
ちょっと文献調べてみようかな。
なんつーか、「偏食」の問題がいつのまにか「過度の偏食」の問題にすり替わっているような気も。あと、意欲や好奇心を削がれるような教育がわがままを助長する…って可能性もあったりするような気がしますよ。
皆さんのご意見もおうかがいしたいところ。
とりあえず私は文献検索してみたいと思います。

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