臨床心理学

将来的に心理学を仕事にしない人にとっての卒論の意義について積極的に考えてみる その2

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しっかし長いタイトルだなぁ。こんなところにも自分のセンスのなさを感じて絶望的になったりするわけなんですが…まあいいや。
前回はこちら(っても昨日のエントリなんだけど)。未読の方はまずこちらから。
将来的に心理学を仕事にしない人にとっての卒論の意義について積極的に考えてみる その1(08/02/14)
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…読みました?
んじゃ、いきなりですけど結論から言っちゃいましょうか。
そもそもこのエントリの着想は先日も引用したこちらのエントリから来ていたのでした。
「データをムダにしない」ってことから考えてみる(06/05/01)

研究する中でデータをムダにしてしまうような輩は、臨床実践においても色んなものをムダにしてしまうのではないかと思います。臨床場面では思考の瞬発力が要求されますが、研究はじっくり腰を据えて考えることが可能です。また、臨床実践に比べて研究はこちら側がコントロール可能な変数が多く、その意味では実は楽な部分は多々あるのではないかと思いますよ。

で、当該エントリでは「データを無駄にしない」ってことについて、研究から臨床実践の分野へと話を拡げたわけですが、同じようなことは全ての仕事に言えるのではないかと思う今日この頃なのです。


ただ、日々の糧を得るためだけに仕事するならば、そんなに考える必要はないかもしれません。あんま考えないで、とりあえず言われることをやっていくだけでも何とか食っていくことはできるかもです。
んでも、仕事の質を高めようと思ったら、やっぱり行動する前にじっくり考える必要があるんじゃないでしょうか。
研究において考え無しに「とりあえずデータ集めよー」ってな感じで調査や実験を始めることが結果的にデータを無駄にしてしまうことに繋がってしまう可能性があるのと同様に、考えないで「とりあえずやってみよー」ではどっかでボロが出てきてしまうのではないでしょうかね。
上記エントリ、『「データをムダにしない」って~』のコメント欄で私は「クライエント・患者はデータである」ってなことを言っていますが、この「クライエント・患者」の部分を「お客様」だったり「製品」だったり「サービス」だったりに置き換えることができるんじゃないかと思うのです。
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…って何か苦しいですかね?論の展開が無理っぽいですか?
個人的には「我ながら良いこと言ってるよ」って感じなんですがw
とりあえず「考える」ってことだけではなく、例えば自分のやりたいこと、そしてやったことを人に伝えるというスキルなんかもやはり色んな職種で活用できるものでしょうし、一番大事なのは就職先の職種だったり、さらにその先の将来的な展望なども踏まえた上で当事者が自分の卒論の中で意味を見いだしていくということなのではないかと思います。
ちゃんと探せば見つかるものだと思うのですよ。んで、それをしないでただイヤイヤ言いながらやっててもそれは面白くないですよ。
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…やっぱ苦しいですか?
ここでふと思い出したのですが(そしてこのブログのどこかでも既に書いたかもしれませんが)、大学院に入学した時、先輩から「大学院という会社に就職したと思え」と言われたことがありました。
ゼミや研究会の運営、合宿などの企画、相談室関連の雑務等々、確かに様々な仕事が実際にあったわけですが、それ以上に自分の仕事に責任を持つことだったり、さらに自分の本業であるところの研究・臨床だったりに責任を持つことってのを自覚させられた覚えがあります。つまり、先輩が言いたかったのは「学部生気分でいちゃダメだよ」ってことだったわけですね。
その辺、気づくのが遅かったというか、気づいてもなかなか行動に移せなかったワタクシは色々うまくいかなかったわけなんですが、こういうことは卒論の段階でも十分気づくことができるはずだったのでは…というか、意識的にやっていれば気づくことができるのではないかと思います。
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なんかダラダラ書いちゃいましたし、どうもオヤジの説教くさい感じがしないでもないのですが、考え方によってはいくらでも意義は見いだせるのではないかってことですよね。
現在学部3年の方々は既に来年の卒論の準備に取りかかっている頃なのではないかと思います。大学によっては指導教官が決まる時期が今頃だったりとか、とりあえず指導教官の前にテーマを絞り込まなきゃいけなかったりとか。
将来心理職を目指す人もそうでない人も、実りのある卒論になるといいですね。ワタクシも陰ながら応援しております。
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という感じで何か良いこと言った風にまとめてみた。
長文・乱文失礼いたしました。

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