子育て

小学校低学年向けの科学の本

投稿日:

日々原発関連のニュースが飛び交っている昨今、皆様いかがおすごしでしょうか?

こういうことがあると、「科学リテラシー」みたいなものはホントに必要だなと思いますよ。それが欠けているためにマスコミが垂れ流す(あえてそう言いましょう)情報に一喜一憂し、余計なストレスが増えてしまう人、結構いるんじゃないかと思います。逆にある程度の科学リテラシーさえ持っていれば、情報を取捨選択し、自分なりの行動規範みたいなものが得られるでしょうし、それである程度安心できる部分もあるんじゃないでしょうか。

「お前にそれができてるのか?」と言われると…自分なりにはやってるつもりなんですが、客観的にみたらどうかわかりません。少なくとも自分なりに情報選択し、自分なりに「どう振る舞うべきか」「どう考えるべきか」的なものは持ってるはずです。

で、やっぱり自分の子どもにも「科学リテラシー」的なことは身につけて欲しいというのは、当然の親心的なものだと思います。そんな親の思いとは関係ない部分で、この4月に小学校2年生になる我が家の長女は、なんだかやたらに科学関連の本が好きだったりします。

そんな感じで(需要があるかどうかはとりあえずおいといて)、最近娘に購入した科学関連の本をご紹介。

ナマケモノはほんとうになまけものなの?レントゲンはどうしてほねがうつるの?

からだのお話、生き物のお話、食べ物や身近なもののお話、地球・宇宙のお話、科学のびっくり、科学の伝記など、科学の「ふしぎ」に答える42話を収録。すらすら読めて、ためになる。

これ数ページの短い話が42話収録されており、本当にすらすら読めます。

実はこのシリーズは「最近」買ったものではなく、以前から長女が好きで読んでたんですが、小1の段階で「なぜ?どうして?科学のお話3年生」まではさくさく読めてました。

読書嫌いの子どもにもおすすめな一冊であり、よく売れているみたいです。

・・・・・・・・・・

豊富な図解で、子どもの知的好奇心を満たす! ―――「なぜ?」の理由やしくみが、ぜんぶ絵でわかる!―――

「なぜ人間にはしっぽがないの?」「けいたい電話はどうして話せるの?」など、子どもの「知りたい欲」はとどまるところを知りません。この本では、たっぷりの絵で解説することで、楽しく理解を助けます。

【楽しくながめてワクワクする。本当の「学び」がこの1冊に!】 子どもの疑問は、新しい世界の扉をいくつも開けていくうちに、どんどん広がっていきます。いつも「なんで?」と聞くお子さんも、じっと虫を見つめて考えているお子さんも、頭の中ではたくさんのふしぎが動き回っているのです。この本は、絵をたっぷり使って解説しているので、好奇心旺盛なお子さんの知識欲をしっかり満たしてくれます。

【子どもの「もっと知りたい!」に、絵でこたえる】 子どもの疑問は、とどまるところを知りません。吸収する力のある今だから、「なぜ?」から派生するいろいろな疑問に、たくさんの絵でこたえます。

【「やってみよう」で実際に試して、体感できる】 本書では「やってみよう」のコーナーがあるので、自分で楽しみながらふしぎに親しむことができます。本を読むだけではなく、自分の体で感じ取ることで、知識が定着します。

【ほかの人とちょっとちがった自由研究のヒント】 夏休みの自由研究のヒントを3つ掲載。ノートや壁新聞にまとめる方法も、簡単に紹介しています。

こちらは先月出たばかり。前述の『なぜ?どうして?科学のお話』シリーズの二番煎じ本…っぽい感じは否めませんが(タイトルが大変紛らわしい…)、こちらは図解が豊富でいっそうわかりやすくなってます。正直、読みやすすぎてちょっとアレな感じもしますが、単なる「読み物」だった前掲本と比較すると「やってみよう」コーナーや自由研究のヒント(まとめ方も!)なんかもあったりして、実用的な一冊と言えるかもです。

・・・・・・・・・・

かがくる改定版 2011年 4/10号 [雑誌] かがくる改定版 2011年 4/10号 [雑誌]

朝日新聞出版 2011-03-31
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る by G-Tools

朝日新聞出版による「分冊百科」形式(「デアゴスティーニ」みたいな)の科学雑誌です。内容的には若干薄いかな?って感じもしますが「定期購読」というのが我が長女的にはうれしいようなので、まあいいかな、と。

公式サイトはこちら。

かがくる

・・・・・・・・・・

本当の「科学リテラシー」というのは「科学的思考」というやつであり、上記の書籍・雑誌はいずれも「科学知識」を身につけるためのものだとは思います。ただ、早い段階でそういう知識への親和性を高めておくことができれば、将来的にはそういった思考へと繋がる可能性は高いのかな?とは思います。

そんな感じで、皆様もお勧めの子ども向け科学本がありましたら教えていただきたいと思う次第でございます。

-子育て
-,

Copyright© ロテ職人の臨床心理学的Blog , 2024 All Rights Reserved.