臨床心理学

患者の呼び方「様」を「さん」に 富士吉田市立病院

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先日アップしたこのエントリ
やっぱりアレだよ「患者様」(08/09/01)
まさにタイムリーな感じでこんなニュースが。
患者の呼び方「様」を「さん」に変更 患者と医師の間に上下関係があるように認識されるため…山梨・富士吉田市越えられない壁( ゚д゚)
元記事はこちら。
患者の呼び方「様」を「さん」に 富士吉田市立病院MSN産経ニュース
とりあえず全文コピペ。

山梨県富士吉田市立病院は今月から、患者の呼称を「様」から「さん」に変えることで院内統一した。医療もサービス業との考え方から、平成13年5月の新病院開院と同時に患者名に「様」をつけて呼んできたが、院内では「違和感がある」との意見があり、患者や職員にアンケートを行った結果、互いに親しみが持てる「さん」にすべきだとなった。

病院関係者によると、国立病院機構が「様」で呼んだことが全国傾向となったという。市立病院でも7年間にわたって「様」を使ってきたが、患者と医師の間に上下関係があるように認識され、アンケートでは患者、職員とも6割が「様」より「さん」の方が聞きなれていて、親しみを感じると答えた。

まあ、そりゃそうだろうと思いますよ。当然の流れでしょうね。
で、ちょっと前にブログ界隈、特に心理系のブログでたまに「患者様」という単語を目にしたことがあったのですよね。一応、病院臨床に携わっている心理職な人が書いているブログで。
言葉って我々にとっちゃあ商売道具なわけじゃないですか。その人がどんな思いがあって「患者様」って言葉を使ってんのか知りませんが、少なくともあんまり考えるようには見えなかったりして。「ただ言われるままに使ってんじゃね?」と思ったりするのです。
個人的にはそういう人は心理職としてどうかなあと思ったりするワタクシなのですが、皆さんはいかがでしょうね?
とりあえず「患者様」って呼称が強要されるような職場じゃなくてよかったなあと思う今日この頃なのでした。

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