資格問題

新潟県臨床心理士会のサイトにある「日本臨床心理士会との意見交換報告」を読んでみた その1

投稿日:

13/01/29のエントリ、「日本心理研修センター(仮称)」って? でとりあげた件について、Twitterにて@inotti_eleさんより情報いただきました。

私がちゃんと見ていなかっただけで、昨年12月に発行された一般社団法人 日本臨床心理士会資格問題の諸情報・電子版速報 No.10(※pdf注意)で「日本心理研修センター」については言及されていたのですね。

ほんのちょっとですが「4. 他団体の動き」のところをご覧下さいませ。

(2)臨床心理職国家資格推進連絡協議会
11月16日の第29回全体会では日本コラージュ療法学会の加盟が承認されました。また、カリキュラムに関する意見交換、心理研修センター(仮称)の設立に関する意見交換などがなされています。

(4)三団体会談
三団体(推進連、推進協、日心連)は 12 月 24 日に第 34 回目の会談を行いました。政権の交代を受け、議連の拡大と超党派議連の設立を見込んで、年明け以降の陳情を強化する予定です。12 月 23 日の日心連で承認されたカリキュラムに関しては、三団体役員としての検討をした上で、各団体に提示することになりました。また、「一般財団法人日本心理研修センター(仮称)」の設立準備委員会を発足させ、今後具体的な内容をつめてゆく方向です。

ふむ。

さて、これはこれでいいとして、@inotti_eleさんのツイートにはもう一つ、こちらの情報が含まれておりました。むしろこちらの方が色々面白そう。

「新潟県臨床心理士会会長 長谷川早苗」氏の名義で出された「日本臨床心理士会との意見交換報告」なる文章です。

新潟県臨床心理士会のサイトに掲載されておりますよ。

日本臨床心理士会との意見交換報告(※pdf注意)

新潟県臨床心理士会は、これまで日本臨床心理士会に対し、国家資格問題に関して、下記のような懸念、および、鳥取県臨床心理士会との共同質問を表明し、回答をお願いしてまいりました。

なんか変な文章ですが…鳥取県臨床心理士会と言えば、アレですね。あの奈良県臨床心理士会のサイトに掲載された後に文章が削除されたところの「情報提供のお願い」を出したあの鳥取県臨床心理士会です。

よろしければまずは過去ログをどーぞ。

奈良県臨床心理士会のウェブサイトに掲載された「緊急・国家資格化に向けて鳥取県から」を読んでみた その1(12/05/23)
奈良県臨床心理士会のサイトから「緊急・国家資格化に向けて鳥取県から」の文章が削除されている件(12/05/28)
奈良県臨床心理士会のウェブサイトに掲載された「緊急・国家資格化に向けて鳥取県から」を読んでみた その2(12/05/29)
奈良県臨床心理士会のウェブサイトに掲載された「緊急・国家資格化に向けて鳥取県から」を読んでみた その3(12/05/31)

元ページは割と早々に削除されてしまっていますが、スクリーンショットを保存しておきましたので興味がある方はご覧ください。

nara_clinical_psycho001

今回の「意見交換報告」は鳥取県からのあのやたらと熱量の高いというか何と言うか…な感じの文章と比較するとずいぶん落ち着いた感じにはなっています。それでもまだまだツッコミどころはありそうですが…

…なんか長くなりそうなので、とりあえず今日はここまで。

-資格問題
-, ,

Copyright© ロテ職人の臨床心理学的Blog , 2024 All Rights Reserved.