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映画『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010』を観た

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ええ。需要がないのは百も承知。その上でレビューしちゃうわけです。
観てきました。映画『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010』。
仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010 公式サイト
公式サイト
なんか仕事に疲れてたんです。息抜きは大切です(って誰に対して言い訳してんだ?)。
昨日です。ど平日のレイトショー、そして本来は子ども向けの特撮番組の劇場版です。さらにここ何年かで行った劇場の中でも群を抜いて小さいスクリーンでした。100数十席くらいの。
ただ、公開は12月12日でまだ1週間経ってません。
さて、観客は何人いたでしょうか?


私も含めて2人でした。惜しい。もう少しで貸し切りだったのに。
そんな感じでゆったり観ることができました。
以下感想。多分このブログ的にはあんま関係ないような気もしますが、一応ネタバレ対策でちょっと改行しますね。

このくらいでいいかな?
※ネタバレ注意
つか、詳しい映画の内容に関してはこっちでも見てくださいな。
仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 - Wikipedia
あとこれまたネタバレ上等な人は各出演者のロングインタビューが掲載されたこちらなんかが良かった。つか、自分はこれ買った。劇場でパンフを買うよりコストパフォーマンス的にも内容的にもイイ感じが。写真も充実してますよ。

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上記リンク先にある通り、仮面ライダーディケイドの完結編、「本当の終わり」である「仮面ライダーディケイド ?完結編?」と仮面ライダーWのTV版第1話以前のエピソード、「本当の始まり」が明かされる「仮面ライダーW ?ビギンズナイト?」、そしてその物語が交わりディケイドとWが共演する「MOVIE大戦2010」の3部構成となっております。
とりあえず映像は相当かっこよかったと思います。ディケイドの戦闘シーンは盛りだくさんだし、WはTV未公開の新フォーム、ファングジョーカーもかっけえっす。

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あと「ビギンズナイト」では物語の鍵となる「おやっさん」こと鳴海荘吉=仮面ライダースカル、そしてそれを演じる吉川晃司がすごくよかった。配役を知った時には「なんで吉川晃司?」と思ったけど、かなりのハマり役でした。

全編で多用されているCGもそんなに違和感がなかったっす。
ただ、ビジュアル面でいうと電波人間タックルはどうなんだろう…。
電波人間タックル=広瀬アリス
「ここで昭和?」的な違和感を狙ったものでしょうけれども、同じような感じで出されている及川奈央演じる蜂女はそんなに悪くなかったのに…(てかエロい)。
蜂女
…ってことは中の人の演技力が(ry…いや、それだけじゃなく電波人間タックルを出す必然性がよくわからんかったのですよね。中の人が大変かわいらしいのはわかりますし、物語の中では大事な役柄ではありましたが、それがタックルじゃなきゃいけないの?って感じで。
で、ストーリーですが…それほど悪くないと個人的には思いました。Wの方は。いや、「悪くない」というかむしろ「良かった」と断言してしまってもいいです。
やはりポイントは、物語の根幹に関わる部分。ビギンズナイトにおける「鳴海荘吉の死」をその娘である亜樹子が知ってしまったということ。そして亜樹子はショックを受けるものの、死んだはずの姉、恵里香に会いにいこうとする今回の依頼者である睦月安紗美に対しての言葉、「死んだ人は、もう還ってこないよ」に表されるように父の死を受け入れ乗り越えていこうとする…という辺りだったと思います。
そして、おやっさんに対する翔太郎の思いというか、翔太郎に託された鳴海荘吉の教えが明確になるとともに、「それまで何も決断してこなかった」という罪を償うためにフィリップがWとして戦っているのだという点が明かされたのも意味深いです。
こうした点で、映画単体としてみたら非常に良いシナリオでしたが、問題はこれがどうテレビ版とリンクするかってことですよ。テレビ版においては、現時点で亜樹子は父親の死について知りませんし、翔太郎はそれをひた隠しにしているという感じです。テレビ版の中で、劇場版を見ていない視聴者が納得するような形でこの問題がどう処理されるのかという点でかなりハードルが上がってしまったように思います。
劇場版でのエピソードをうまく引用して説明をつけるのか。それとも、いつの間にか知っていたということにするのか。あるいはパラレルワールド的なことで強引に処理しちゃうのか…これは最悪なパターンですけど。
そういう意味ではこのエピソードはテレビ版でちゃんとやっといた方がよかったんじゃないかと思うですよ。ともあれ、その辺は脚本家の手腕に期待というところです。
で、ディケイドの方ですが…
…長くなりそうなんで、続きはまた明日にでも。

そして順位確認後に戻ってきていだけると大変うれしゅうございます学問・科学ランキング

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