心理・精神医学本

松木邦裕著『精神分析臨床家の流儀』

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こんなん出てました。

精神分析臨床家の流儀 精神分析臨床家の流儀
松木 邦裕

金剛出版 2010-08
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現在,いかに脳が解明されてきたといっても,「こころ」の解明にはいたっていない。精神分析は,その「こころ」への働きかけに手応えを得ることができる唯一の存在である。その方法は,特有の外的セッティング(治療構造),臨床家に求められる内的構造(心的在り方),技法という三つの準備と,そのための訓練がなされて初めて実行されうるものになるため,その厳密さと高い要求水準から,実際の実践家は数少ない。
本書は著者初の精神分析臨床エッセイである。著者が思うところの精神分析臨床家の流儀(やり方)を身に付けるための方法論と,個人心理療法の基本とも言うべき精神分析の学び方が,自らの経験から抽出された臨床知見として著者の語り口で述べられている。
精神分析家,精神科医,心理療法家,心理臨床家,作業療法士,ソーシャルワーカー,看護師,調査官,教師等,さまざまな領域で精神分析の理論や技法をこころの臨床に活用しているすべての援助職の方のために。

ってなわけで「エッセイ」ですので、読みやすいです。松木「ファン」向けって感じですが、学生さんとかでもさらっと読めるかと思います。

私もまだちらっと立ち読みしただけですけれども、ちょっと欲しいかもです。専門書として見れば安いし。

そんな感じで、興味がある方はどぞー。

本日も手抜き更新失礼いたしますた。

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