※実はエントリの内容をほとんど書いた段階で操作を誤って全文消去してしまいました。落ち込みつつ書き直そうorz…気を取り直していきますよ。
以前も書いたと思いますが、私は一人で外食する時、どうしても手持ちぶさたになってしまうので何か読む本を用意してから行きます。そんな時に読む本は専門書とかはダメです。重すぎます。食べるのに集中しつつ読める程度の内容の本がベストです。
で、先日も「ラーメンでも食うかなぁ」と思ったのですが、手持ちの文庫本などがなかったので本屋で物色していた時に見つけたのがこの本でした。
回転寿司「激安ネタ」のカラクリ 吾妻 博勝 宝島社 2007-01-12 |
とりあえず何か食べながら読む本じゃないですorzが、結構興味深い内容でしたよ。
回転寿司なんてここ数年行ってません。若い頃(いや、今も若いんですがね)はたまに行っており、その頃もあんまり安いお店は美味しくないので避けていたのですが、この本読んでなおさら行く気がなくなりました。
産地偽装だったり代用魚(ヒラメと称して怪しげな深海魚を使ってみたり)だったりは別にいいんですよ。安全で美味しければ、あとは情報公開すればいいだけの話で。
でも美味しそうに見せるために薬品を使ってマグロやサーモンを着色したり…なんてのは完全にアウトでしょう。
自分で食べる物についてはもちろんですが、子どもなんかには絶対食べさせたくないです。
この手の本を完全に鵜呑みにしてしまうのもまた危険なのかもしれませんが、少なくとも激安なのは怪しいと思うわけで、なんとなくその激安のカラクリには納得した次第。
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で、検索してみてわかったんですが、これってシリーズ物なんですね。
食品のカラクリ―驚異のフードマジックそうだったのかこの食べ物!
宝島社 2006-06 |
食品のカラクリ2 「肉」のヒミツ
宝島社 2006-09-16 |
食品のカラクリ3 レストランの秘密
宝島社 2007-01-12 |
ちょっと読んでみたいと思います。
で、これだけ「危険な食」を提示されると「じゃあ何を食べればいいんだよ?」ってことになってしまいますよね。
ごくごく基本的なことなのでしょうが、自宅で調理できるものについては、材料を吟味した上でできるだけ自宅で作って食べるのがベストってことになるのでしょう。
その点を踏まえて書かれたのがこの第4弾。
食品のカラクリ4 体に安全なものの食べ方
宝島社 2007-02-02 |
これも読んでみます。
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なんか取ってつけたような言い訳になっちゃうかもしれませんが、外食にもそれなりに意義はあると思うのです。
共働きで忙しかったりする時に外食になったり、あるいは出来合いの物を買ってきたりってのは仕方ないと思いますし、「食べる楽しさ」というか「イベント性」みたいなところではそりゃあいつも家で食べるのと外食するのではまた違ってくるはずです。
んでもやっぱり、最低限自分たちが口にしている物が一体何なのか?ってことは知っておきたいものでございます。つーか「自分たちが口にしている物が一体何なのか?」ってことを知るのが食育の本質なんじゃないかと。
その辺を知っておけば「納豆を食べて痩せられる!」なんてのに騙されることもないんじゃないかなぁと思ったり(つーか、その手の話に騙されるのはそもそも頭がわr(以下自主規制)
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とりあえず冒頭で紹介した『回転寿司「激安ネタ」のカラクリ』は「食育」なんて堅いこと抜きにしても面白かったでございます。
育ち盛りのお子さんをお持ちの親御さん、激安回転寿司好きなお若い方々、その他興味のある方は是非どーぞ。何かの参考になれば幸いです。
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