「夏休み特設サイト」ということで結構前に見つけたサイトですが、内容的には普遍的なものだったりするのでご紹介。
安全な生活(暮らし)・セキュリティの総合サイト SAFETY JAPAN : 犯罪から子どもを守るために
危機管理対策アドバイザー(って職業があるのね)の国崎信江氏による、子どもを狙った犯罪対策のためのサイトです。
ちなみに国崎氏は犯罪防止の他、子どもをメインとした防災対策にも造詣が深い方のようです。
地震から子どもを守る50の方法 国崎 信江 ブロンズ新社 2005-09-20 |
じしんのえほん―こんなときどうするの? 国崎 信江 ポプラ社 2006-02 |
サイトの方から気になった部分を抜粋しつつご紹介。
危機管理対策アドバイザーの国崎信江さんによれば「多くの小児性愛者が好む服装には一定の傾向がある」といいます。
女児の場合、ツインテールやポニーテールなど、長い髪を高く結んで垂らしたスタイルで、ズボンよりもかわいいスカート、ワンピース、エプロンドレスなどです。小学校低学年のうちは、上記のような服装を避けるのも、一つの方法です。
Part.2 狙われやすい子ども、狙われにくい子どもより
「ツインテール」が一般語になってしまっているのがアレですが(参照:ツインテール - Wikipedia)、確かにロリ属性の高い人はそういうの好きでしょうねぇ。
うちの娘はかわいい格好をするのが好きなので(ってことは親も好きなわけですが)、そういう格好をさせるのも考えものですなぁ…。
幼い女の子にスカートをはかせている人を見かけますが、活発な子では、パンツがまる見えになってしまうもの。スカートの時はスパッツをはかせるなどの配慮を。
Part.2 狙われやすい子ども、狙われにくい子どもより
そう。パンチラは気になるんですよね。公園に遊びに行く時なんかはかならずズボンにはきかえてますけど、買い物時なんかでもやっぱり気になるわけで。確かにスパッツの導入はアリですね。
意外なのが、周りの大人のいうことを聞く「しっかりした子」「頭のいい子」が実は、犯罪のワナにはまってしまうケース。小さい子どもは「大人や年上の人の言うことを聞くのが、よい子だ」と思い込んでいるケースがあります。そういう子の場合、はっきりとした拒絶ができないので、犯人はそこに漬け込んで行動をエスカレートさせる場合があるのです。
「やめて」「イヤだ」と毅然とした拒否ができる子には、犯罪者は手を出しにくいのです。相手がどんな人であろうと、不快なことには「イヤ!」という権利があります。肝心なときに、自分の意見をはっきり言える子どもに育てるのが大切だといえそうです。
Part.2 狙われやすい子ども、狙われにくい子どもより
確かに自己主張できることは大事だと思います。親の側が「自己主張=わがままを通させる」ということにしなければ、まあいいんではないかと。
不審者はとてもやさしい顔で子どもに近づきます。「子犬を探して欲しい」とか、「駅までの道を教えて欲しい」とか、いかにも困ったようなふりで子どもに声をかけ、油断したすきに連れ去るケースも多いのです。
Part.3 子どもに覚えさせたい安全ルールより
この辺もねぇ…「優しい子」であって欲しいとは思うのですが、それだけではダメってのは世知辛い世の中ってことかもしれません。悲しいことではありますが。
結局、広い意味で「人を見る目を養う」ってことが重要なのでしょうね。
あと、目を通しておきたい本ということで、こんな本がご紹介されておりますよ(というか自分のためにこのリンクを張っておきたかったのでした)。
親向けには…
狙われない子どもにする!親がすべきこと39 国崎 信江 扶桑社 2006-04 |
犯罪から子どもを守る50の方法 国崎 信江 ブロンズ新社 2005-12 |
辺りでしょうか。
「加害者の視点から」ってところがポイントだと思います。二次元でのそういう嗜好は否定しませんが(それに二次元ってのはある意味で犯罪抑止効果を持っているのではないかと思います)、三次元にいっちゃいかんでしょう。
あと、子ども向けの本は購入決定です。
防犯絵本 まもる! せべ まさゆき 国崎 信江 学習研究社 2006-07 |
とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本 ベティー ボガホールド Betty Boegehold 安藤 由紀 岩崎書店 1999-01 |
Part.6 社会を変えるために、親としてできることは小学生の子どもを持つ親をメインターゲットに書かれておりますが、やはりこういう社会を変えていく必要はあるのではないかと思った次第でありますよ。
自分に何ができるのか、考えていきたいと思います。
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