心理・精神医学本

紀伊國屋書店新宿本店にて「心理学書販売研究会10周年記念フェア!【第5弾】先生、こんな心理学書はいかがですか?― 教育現場にこの1冊!」&「このテキストがすごい!2011―心理学テキスト売上ベスト50―」開催中

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11/02/06のエントリ、紀伊國屋書店新宿本店「心理学書販売研究会 10周年記念フェア 第3弾 子どもの心大百科」&新宿南店「おすすめ心理学書フェア2011」開催中でもご紹介させていただきました、心理学書販売研究会10周年記念フェアも既に第5弾だそうです。

こちら。


【新宿本店】心理学書販売研究会10周年記念フェア!【第5弾】先生、こんな心理学書はいかがですか?― 教育現場にこの1冊!」 | 本の今がわかる 紀伊國屋書店

フェア第5弾は、教室や教育現場において実際の授業や指導に「役立ち」、「使える」ヒントやアイデアを与えてくれる心理学書を取り揃えました。教育実践の場と心理学の理論・成果はたがいにつながり、支えあっています。教育に携わる方々に「この本に出会ってよかった!」と思っていただける心理学書にきっと出会えるラインナップです。

だそうです。

教育領域のものが多いので、個人的には(あくまでも個人的には)いまひとつ食指が動きにくいわけですが、そんな中で読んでみたいと思った(または前から読んでみたいと思っていた)のはこの辺。

「理解できない」子どもの問題に精神分析の観点から理解を試みる

精神分析的思考を学校臨床に生かすための具体的な手がかりを示す

この辺は臨床的な視点から気になる本。

そして、子育て的な視点から気になるのが以下。

「わかった」という思いこみが、理解をさまたげている。「わかったつもり」はなぜ問題なのかを、最新の学習理論から明らかに、よりよく「わかる」にはどうすればよいのかを示す。

子供の学力低下の主要な原因=「ごまかし勉強」がなぜかくも広がったのか? 「ごまかし勉強」の定義と実態、そして、いかに現在の学習環境が子供たちに「ごまかし」をさせているかを明らかにする。

◆ごまかしのルーツは子ども時代の勉強から!◆外務省、食品産業と、開いた口がふさがらないような「でたらめ」「ごまかし」が横行しています。しかし「ごまかし」は、不心得な大人のスキャンダルにとどまりません。なぜなら、日本の子供たちは小・中学生時代から「ごまかし勉強」にどっぷり染まっているからです。昨今の子どもの学力低下の主要な原因も、そこにあります。背景にあるのは、家庭、学校、教育産業を巻き込んだ、ごまかし勉強を生成するシステム。なぜこんなことになったのか、その実態はどうか、どうしたら、正統的な勉強を身につけ、学ぶ楽しさを味わえるようになるのか。教育心理学の専門家で塾の経験も豊富な著者にして初めて書くことができた、提言と警告の書です。

あくまでもワタクシ的に興味を持ったものであり、SCやってる人なんかはもっと面白く読める本があるかもです。書店のサイトからも購入可能ですよ。

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そしてこちらのフェアもやってます。


【新宿本店】このテキストがすごい!2011―心理学テキスト売上ベスト50― | 本の今がわかる 紀伊國屋書店

心理学書テキストを、過去5年間(2006年~2010年)の春期売上累計冊数でランキング!テキストとして定評のある心理学書が並びます。自信を持って太鼓判!

これ、ランキングを見るだけでもなかなか面白いです。第1位のあの本なんかは「テキスト」というよりは一般書として売れているんじゃないかと思いますが。第22位のあの本は、そんだけ売れてるんだなぁと改めて強さを感じたりも。

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Amazonさんもいいですが、ホントたまに行くリアル書店はやっぱいいです。何時間いても飽きません。

お近くにお越しの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

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