臨床心理学

自殺のこととか

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最近、ちょっと気になっててチェックしてるブログがこちら。
自殺サイト:自殺 臨床心理学
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程所属の末木新さんによるブログです。この日記についてを見ると

本サイトはリンクフリーです。むしろ非常にありがたいです.

とありましたので、勝手に取り上げさせていただきました。もし問題がありましたらご指摘ください>末木さん
今のところは自殺についての知識の提供がメインのようですが、これからどうやってネットを用いた自殺予防に繋げていくのか興味深いところです。
ただ一点。個人的にはこうした自殺に関する知識提供は、自殺防止ということを考えた際に負の効果の可能性もあるのではないかとぼんやり考えたりしています。まあその点に関しても

3. 本サイトの内容には自殺に関する記事も多くなっております。読んでいただくのは非常にありがたいのですが,自己責任でお願いいたします.気分の優れない方はなるべく早期に受診なさることをお勧めいたします.
4. リンク先には危険な情報が含まれている可能性がありますので,注意して下さい.あくまで私個人の好みでリンクは張らせていただいております.

とのことですので、恐らく意識はしてらっしゃるのだろうと思います。
とりあえず今後に期待しております。
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で、そんな感じの時にタイムリー(って言っていいのかわかりませんが)な記事が。
自殺者、10年連続で3万人超…30歳代は過去最多(読売新聞) - Yahoo!ニュース

昨年1年間の全国の自殺者は一昨年より2・9%多い3万3093人で、1978年に統計を始めてから、過去最悪だった2003年に次ぎ、2番目に多かったことが警察庁のまとめでわかった。

自殺者が3万人を上回ったのは10年連続。このうち60歳以上と30歳代の自殺者は過去最多だった。

お年寄りの「孤独感」を動機にした自殺のほか、働き盛りを中心にした「仕事疲れ」の自殺も目立ち、高齢者とともに、社会的・経済的に負担が増す世代が追い詰められている現状が浮き彫りになった。

この仕事をしていると、自殺の問題ってのは日々関わらざるを得なくなっているわけでして、そんな中で実感としても増えてるってのは納得できるなあというところです。
上記サイトでも紹介されているこの本

シュナイドマンの自殺学―自己破壊行動に対する臨床的アプローチ シュナイドマンの自殺学―自己破壊行動に対する臨床的アプローチ
Edwin S. Shneidman 高橋 祥友

金剛出版 2005-05
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当ブログ経由で結構な数の方が購入されているのを考えると、やっぱ皆さんの興味、関心は高いのだなということがわかります。
とりあえず今日はそんな感じで。

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