もうすぐ夏休みですな。それに向けて、長女の小学校でも着々と準備が進んでおります。宿題がらみでも色々と。
で、自由研究ですよ。
お父さんが教える 自由研究の書きかた 赤木かん子 自由国民社 2009-07-28 |
今は(というか少なくとも長女の学校は)自由研究って「やってもやんなくてもOK」なのね。まあ我が娘は一も二もなく「やりたい」ということで。
実は以前から子どもの自由研究のネタは色々と考えていたのですが、多くは社会系のものだったのですよね(地理とか歴史とか色々)。しかし、学校からもらってきた自由研究のためのプリントを読む限り、どうやら理科系のものでなくてはいけない様子。
そんなわけで書店やら図書館やらで「自由研究のネタ本」的なものを色々と見てみたのですが、少なくとも自分がみた範囲ではどうもピンと来るものがないのです。「なんでかな?」と考えてみたら…
結局のところ、そういう本に書かれている実験の多くが「結果ありき」のものなのですよね。「こんなことしてみたら、こんな面白い結果が出るよー」みたいな。
なんつーんでしょうか。米村でんじろう先生みたいな?(つか最近テレビみないんで、動くでんじろう先生を見たことはほとんどないのですが…)。
そういやこんな本もあった。
すごい!うちでもこんな実験ができるんだ!!―米村でんじろう先生のスーパー個人授業 米村 でんじろう 主婦と生活社 2006-09 |
もっとちゃんとした「仮説検証」タイプの研究の方法論を紹介している本はないのか?と。いや、探せばあるのかもしれませんが、自分が探した範囲では見つけられませんでした。そういう意味では上に挙げた『お父さんが教える 自由研究の書きかた』はちょっと気になる。
そんなこんなでネタ本に頼ることなく、とりあえず長女の自由研究の研究計画の骨子はできました。
あ、私の意見をムリヤリ押しつけたわけではないですよ。
小学校に入って以来、「なんで~は~なの?」的な質問をすることが多くなった長女に対して『なんでノート』というのを与えていたです。「なんで~は~なの?」的な質問が出てきたら、それに書き留めておいて、調べられるものについては後で長女自身が調べるという形にするように。
その『なんでノート』に書かれた疑問を長女と一緒に読みながら、「仮説検証」タイプの研究計画にうまく乗りそうな問題を探して、「こんなのどうよ?」的な形で提案したりして。
いくつかの条件を設定し、それらの条件を組合せて…うん。なかなか面白い研究になりそうです…って「お前が一番楽しんでるんじゃね?」的なツッコミはなしの方向で。
家族で楽しむ! おもしろ科学実験 キッチンで作って・食べて・科学する (サイエンス・アイ新書) サイエンスプラス/尾嶋 好美 ソフトバンククリエイティブ 2008-07-16 |