イタリア・フィレンツェの世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」で岐阜市立女子短大の学生による落書きが見つかった件を発端として、続々と日本人による落書きが発見、高校野球部の監督の解任まで至っております。
・伊の世界遺産聖堂に落書き 岐阜短大生、学校名で発覚（MSN産経ニュース）
・世界遺産落書き３学生は停学２週間 京産大（MSN産経ニュース）
・ハートマークに相合い傘 落書きだらけの伊大聖堂（MSN産経ニュース）
・世界遺産に落書きした監督を解任 茨城・常磐大高（MSN産経ニュース）
つか、私も数年前に新婚旅行でイタリアに行って、フィレンツェのドゥオモのクーポラ登ったんですよね。
ちなみにこちら↓はその時持っていった本（当時は古い版ですが）。すげえ役に立ちました…ってのは余談です。
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旅の指さし会話帳〈6〉イタリア (ここ以外のどこかへ!) 堀込 玲 情報センター出版局 2003-07 |
当時から階段途中の落書きは凄かったですよ。日本人が実名書いてるのも見ましたし、それ発見した時は「バカじゃね？」と思っていましたが、ホント「何で今さら？」って感じではありますよね。
もちろん世界遺産に落書きなんてのはもっての他だし、何らかの適切な処罰はあってしかるべきだと思います。問題の学生にはバイトをさせてそのお金を使って現地におもむき落書きを消去させる…ってな話もあるようですが、それってもう1回旅行させることになるわけで、あんまり罰になってないような気もします。
大聖堂を管理する側としては特に何も求めていないようですので、だったらとりあえず大聖堂なりカトリックの総本山であるバチカンなりに寄付でもして、日本国内での落書きを消させる作業でもさせればいいんじゃないかと個人的には思います。落書きを消す作業がどんだけ大変かってのがわかれば、今後公共の場所で落書きすることなんてないでしょう。多分。
所属と実名が明確になっている落書きって、恐らくまだあるんじゃないでしょうか。その人達も同じようにこれからどんどん処分されるのでしょうか？こういうのが加熱しすぎるものどーかなーと思いますし、かといって今回取り上げられた人達だけがスケープゴートになっちゃうのも不公平というか、なんか違う気もするし。
しかし、あれですね。
今回の騒動はネットで炎上するケースと根っこは同じ様な感じなんじゃないでしょうか。海外だし誰も見ないと思いなのか、旅の恥はかき捨て的なことなのか、実名なんか晒しちゃってそれが見つかって…みたいな。そしてブログやmixiの日記からの炎上同様にメディアが取り上げることで加速する、と。そう考えと、炎上に繋がるメンタリティってのは、今みたいにブログやmixiなどのSNSが普及する以前からあるものなのかなあとも思ったり。
そんなわけで結論は
フィレンツェで食べたTボーンステーキがすげえウマかった。そしてすげえデカかった。
ってことでファイナルアンサー。
もっかいイタリア行きたいなあ。次に行けるのは定年後かなあ。
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