「いつもお世話になっております」な遠見書房さんが、この緊急事態に際しましてこの本
危機への心理支援学――91のキーワードでわかる緊急事態における心理社会的アプローチ 日本心理臨床学会支援活動プロジェクト委員会 遠見書房 2010-06-15 |
これのオンライン版を無料で閲覧可能にしてくださいました。
すごい!かっこいい!
東日本を中心に地震に伴う火災や津波,原発火災などなどが発生しております。
現在は,命そのものや,ライフラインの確保,物資などの供給が支援の中心となっておりますが,心理的ケアの必要性も,一次援助が終わった段階から高まってくると思われます。小社刊行の「危機への心理支援学」(日本心理臨床学会監修)へのニーズが高まると考えられますが,書籍の流通がこの先どうなるのか不明であり,緊急事態に,このニーズを放っておくわけにはいきません。
そこで,小社では,「危機への心理支援学」オンライン版を,緊急刊行いたしました。
詳しくは上記リンク先をご覧ください。そして、オンライン版を閲覧された方は事態がある程度収束したあとで是非ご購入お願いします。
上記コンテンツは携帯端末からの閲覧も可能です。詳細は上記リンク先からどうぞ。
そして是非、遠見書房さんのその他の刊行物もご購入ください。最近でた『子どもの心と学校臨床(第4号)特集:教師のうつ』なんかは相当おすすめです。というか紹介しようと思っていた矢先、この地震で…という感じで。
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ついでに…と言ってはなんですが、こちらは2001年9月11日NY同時多発テロ事件の発生を受けて、現地の在留邦人を支援するために立ち上げられた「メンタル・サポート・イン・クライシス」(2005年7月に活動停止)のサイト跡地においてあるPTSD等に関する資料です。こちらも専門家にとっては参考になりそうです。
資料室(「メンタル・サポート・イン・クライシス」活動停止と資料室開設のお知らせ)
こうした資料に関して情報がありましたら、微力ながら拡散に協力させていただきたいと思いますのでお知らせください。
よろしくお願いします。