スクールカウンセラー

AERA6月6日号「学校カウンセラー 孤立と失望の理由」

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久しぶりのSC関連のエントリです。
本日発売のAERA6月6日号p34-35にスクールカウンセラー関連の記事が載ってます。
見開き2ページの短い内容ですが、タイトルに「孤立と失望の理由」とあるように、SCの暗黒面がしっかりとコンパクトにまとめられています。
詳細に関しては本誌の方で見ていただければと思いますが、わたくし的に気になった点が一つ。


記事は何人かのSCに対するインタビューを元に構成されているようで、実状をそれなりに反映している内容だと思います。
で、私がこれまでSC関連のエントリで触れたように、若手スクールカウンセラーの急増とそれに関わる問題点については述べられているのですが(てか記事に載ってる新米SCの方々はうかつなアドバイスしすぎのような気がします。実際には前後の文脈がわからないので断定はできませんけどね)「需要の急増」とその背後にある問題についてはほとんど触れられていないのが残念でした。
…とまあ細かい点については言いたいことはあるものの、SCの悲哀(笑)は十分に伝わる内容ですし、何よりも一般誌でこうやってスクールカウンセラーの問題が取り上げられることに非常に大きな意味があると思います。
この記事がきっかけとなってSCの待遇が少しでも改善するようなことがあれば、それは喜ばしいことですし、今後こうした記事がSCにしかなれない(=就職先がない)若手糞臨床心理士の淘汰に少しでも近づく糸口になればなぁと思った次第であります。
みなさんも是非、当該記事を読んでみてください。
「スクールカウンセラーになりたい!」という夢見る若者には特に読んでもらいたいですね。
あとtakashiさんのさいころじすと日記に出てくる癒阿気男君なんかにもお薦めです。
感想などありましたらお気軽にこちらのコメント欄へでもどーぞ。

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