臨床心理学

PCについての教育を受けたとか受けてないとかそういう問題ではない

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久野能弘氏のブログ、久野能弘の日記の本日のエントリ、ときに800を越えるこのブログへのアクセスがありますと・・・にこのようなことが書かれておりました。

世代の古いわたしとしてはPCについての基本的な教育を受けていませんので情報がどのように流れていくか、皆目わからないのです。特に守秘義務の遵守について怖ろしく知識を欠いた自分を発見して、このところ自戒の念にかられています。院生達や息子娘から日々総攻撃を喰らっているのです。

…えーと…クライエントの許可を取って書いていたわけではなかったんですね。
これってPCについての基本的な教育を受けたとか受けてないとかの問題ではないでしょう。PCについての知識の問題ではなく臨床家としての倫理観が欠如しているということなのではないでしょうか?


ネットでの情報の流れとか関係なく、守秘義務をおっていない不特定多数の人が聞いている場所で、普通ケースの話はしないでしょう。それが臨床家としての基本的な倫理観ってものではないですか。自身の問題をPCの知識のなさというところにすり替えようとしているのではないですか?>久野氏
ついでにずっと以前からおうかがいしたかったのですが、ご自身の名前を明かした上でネット上で発言されてることについて、久野氏はどのようにお考えなのでしょうか?
誰でも閲覧可能であるということは、当然ご自身のクライエント、あるいはクライエントの関係者も閲覧している可能性があるわけです。そういうことがご自身の臨床実践に影響を与える可能性というのはないのでしょうか?
久野氏が書かれている内容を久野氏が考えているのと同じように他の人も理解するとは限らないわけです。ご自身の書かれていることを曲解される可能性がある中で、実名を出して様々な発言を繰り返すことは、ネットを離れた現実場面での臨床実践に少なからず影響を与えることもあるでしょう。
あるいは行動療法ではそういうことは問題にならないんでしょうかね?あるいは大御所だから関係ない?んなことないと思うんですけどね。
是非ともご本人のご意見をおうかがいしたいところです。

このブログにはトラバックの手段もあります故、忌憚無く批判を加えて頂くと有難いのです。日々投げかけられている院生からの批判だけでは心もとないのです。年の功といいますか狡さといいますか、学生達には結構わたしに言い包められてしまうところがあります。

ということですので、遠慮なく言及&トラックバックさせていただきます。
…以前、久野氏が当ブログのコメント欄で

行動理論あるいは行動分析ではたとえ反論であっても下らない意見に反応することはそのひとの行動を強化することになるのです。どうしようもない意見には反応しないのが良策だといいたかったのです。

と書かれていますが、私の意見は「下らない」ということで反応されなかったりして。あるいは私の行動が久野氏の問題行動を強化してしまうのでしょうか?

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