“子どもが好きな(好きだった)絵本シリーズ”です。
以前、長女と都内に出かけた際、「妹(私からすると次女)に何かお土産を買って帰ろう!」ということで2人で選んだのがこちらでした。
山の見える町に引っ越してきたばかりのかなえと、新しい友だちとの出会いが、かなえに宛てられた不思議な“郵便”の謎を通して、感動的に描かれます。
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から
出版社の紹介ページでは、レビューなんかが見られますよ。
・とん ことり(福音館書店)
私は父親が自営業を営んでおりましたので、大学入学まで引っ越しの経験というのはなかったのですが、親が転勤族であった人、あるいは現在転勤族の親御さん達はなかなかグッとくるものがある一冊なのではないかと思います。
表紙に描かれている表情から、友だちもいない知らない土地へ来たかなえのさびしさと不安が見て取れるのではないでしょうか。
そんな経験のない私ですが、なんかこの絵…というか、この顔が次女にものすごく似てる感じがするのですよね…実はそれがこの本をあの時のお土産に選んだ一番の理由だったりもするのですが。
引っ越しだけではなく、新しい環境への不安を感じているお子様などにもオススメできるんじゃないかと。最後の方の「2人の」表情は実際に読んで、見ていただきたいと思います。
興味がある方は是非ともポチッとどぞー。