最近、次女がしきりに「『エスパー魔美』が読みたい」と言っておりまして。
娘達が通ってるピアノ教室の待合室的なところに絵本や子ども向けの小説本、そして漫画などが置いてあるコーナーがありまして、そこに単行本版の『エスパー魔美』が何冊かあるんですよね。
で、続きが気になるらしく、どうしても欲しいのだと。
『エスパー魔美』がアニメ化された当時、ワタクシは「いいかげんアニメから卒業したら?」的なことを言われてもおかしくない年齢でしたが(そして、今もいっこうにアニメから卒業する気配はないのですが)、それでも結構楽しく見てたんですよね。
アニメ版も名作ですが(お金さえあればDVD-BOX欲しいくらいです)、原作も数ある藤子F先生作品の中でも個人的には上位に位置する名作なのではないかと思います。
何が良いって、とにかく主人公の魔美をはじめとする登場人物が人間臭くていいんですよねえ。
特に高畑さんのキャラクターは、自分みたいな小デブな男子中学生(当時)としては思わず理想の自己像を投影してしまったりする感じでした。そういえば、初恋の彼女はどこか魔美に似た感じがあったよなあ…と遠い目をしてみたり。
そんなこんなで思い入れもある作品なので、原作の漫画は買ってもいいかなあと思ったりしてるんですが、ただ最近、娘達、特に次女は漫画の面白さに目覚めたようで、漫画ばっかりになってしまうのも心配なんですよね。
ということで、ちょっと迷ってみたいと思います…が、やっぱ欲しいなあ…。結局、一番読みたいのは自分だったりするのです。