最近気づきました。雑誌『子どもの心と学校臨床』の最新号が出てたのですね。
スクールカウンセラーや養護教諭,教育相談の担当者など学校関係者のための臨床雑誌。 今回の特集は,いじめ問題への解決,予防の理論と実際を詳細にまとめました。いじめへのスタンスが変わりつつある現在,新しいスタンダードとなることでしょう。
出版社の紹介ページでは詳細な目次が見られますよ。
・子どもの心と学校臨床 第11号 特集:いじめへの対応と予防(遠見書房)
私が現在、自分の臨床実践の中でお会いしているクライエントの中にも、小・中・高校(さらには大学・職場)でいじめの被害を受けた経験のある方は多いです。
もしそういった方々が、当時、適切なサポートを受けていたとしたら、どうだったんだろうなあ…と考えることもあったりなかったりするわけなのですが、ともかく、いじめ自殺なんかも取りざたされる昨今、学校臨床に関わる方のみならず、全ての臨床家にとって無視できないトピックなのではないかと思われます。
そんなこんなで、多くの皆様にオススメしたい一冊なのでございました。
ついでに…といっては何ですが、これ以前の第10号もすっかり紹介し忘れていたようでして…。
スクールカウンセラーや養護教諭,教育相談の担当者など学校関係者のための臨床雑誌。
今回の特集は,発達障害のある子どもが,どう学校のなかで過ごせるかを,そのためには支援者は何をしたらいいのかを詳説しました。凄腕の臨床家たちによる,学校臨床の新しい形が見えることでしょう。
・どもの心と学校臨床 第10号 特集:発達障害の子どもたちを基本とした学校臨床の再構築のために(遠見書房)
どちらも、興味がある方は是非ともポチっとどーぞ。