読者の皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、予告通りの更新でございますよ。
2014年1月1日から12月31日まで、当ブログ経由でAmazon.co.jpにてお買い上げいただいた書籍の中で最も売り上げ点数の多かったものを10点、カウントダウン形式で発表いたします。
なお、2013年のランキングはこちらになります。
・2013年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(前半)
・2013年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(後半)
…そういえば、ブログのサイドバーのランキングは結局2012年のまま更新しておりませんでした。その辺りも、売れ筋に影響を与えている気がしなくもありませんが、ともあれ、ランキングを見ていきましょうか。
第10位
10位は同数で2点あります。
まずはこちら。
2013年刊行の雑誌ですが、見事にランクインです。
「発達障害」と「アセスメント」はいずれも当ブログ的にはホットなキーワードだと言えます。それが組み合わさっているこちらは、そりゃ当然売れるでしょう。納得のランクインでございますよ。
関連する領域で働く方は多いと思います。特に学生〜初学者の方々にはオススメできるかと。
未読の方は是非ともどーぞ。
関連エントリ:
・雑誌『臨床心理学』第13巻第4号 特集 対人援助職の必須知識 発達障害のアセスメントを知る(13/07/26)
第10位
そして同じく10位がこちら。
日本国内で使用されている向精神薬を1つ1つ見開きページでわかりやすく解説する。単なる薬剤情報のみではなく、実際に使用したときのエピソード、服用や処方のポイントなど、他書にはないすぐに役立つ情報が満載。医師だけではなく、精神科の薬物療法に関心のあるコメディカル、患者さんやその家族にも大好評の書。薬剤写真や識別コード一覧もさらに充実し、向精神薬の最新情報が一目でわかる。最新版では、2013年までに発売された新薬や適応が拡大された薬剤についての情報を追加し、さらに精神科領域での使用が注目されている漢方薬の項目を新設した。薬物相互作用一覧のしおり付き。
意外に伸び悩んだ感じもありますが、それでもしっかりランクインですよ。
我々心理職の中では薬の知識はちょっと…という方も少なくないかと思います。ただ、どんな領域であっても必須の知識です。
病院実習に行く学生さんはもちろんのこと、全ての心理職にオススメの一冊です…
…とは言え、こちらが出たのがほぼ1年前ということで、ひょっとしたら遠からず改訂版が出る可能性もなきにしもあらず。
もってない方はどーぞ、という感じでしょうかね。
関連エントリ:
・『こころの治療薬ハンドブック 第9版』は2014年1月31日発売予定(14/01/06)
・『こころの治療薬ハンドブック 第9版』出てます(14/02/05)
第8位
んでもって、第8位も同数で2点です。
まずはこちらからご紹介。
●帯より
親子で取り組む特別支援教育●まえがきより
「なぜ声が出ないのか、どうすればよいのか」を具体的にわかりやすくマンガで説明します。大人になった経験者が登場し、子どものときに工夫をしたことが描かれていますので、子どもは勇気づけられるでしょう。後半は周囲の大人が、どのようにして支援を進めていけばよいのか、家や幼稚園や保育園や学校などさまざまな場面を想定して解説しています。近くに専門家が見つからなくても、適切な対応の手引きとなるでしょう。
この本こそ、まさにサイドバーの「ご恵贈感謝」のコーナー(これも更新忘れてました…)にずっと掲載されていたことが勝因なのではないかと思ったり。
そうは言っても、心理職、特に学校臨床で働く方々にとっては非常に重要なトピックですし、需要が高いということも当然あったと思います。
関連する事例を担当されている方は必読という感じでしょうか。
関連エントリ:
・【ご恵贈】金原洋治監修・はやしみこ著・かんもくネット編『どうして声が出ないの?: マンガでわかる場面緘黙』【感謝】(13/10/15)
第8位
もうひとつがこちら。
有効性が実証され、薬物療法と並ぶ「うつ」治療の柱である心理療法に焦点を当て、適切かつ具体的な情報を提供する。
紹介エントリでは臨床心理士関連の話題に終始してしまいましたが、その他の記事も面白いのが多かったと思いました。
雑誌『こころの科学』は、毎号読みやすい感じの記事が多いですし、是非ともお読みいただけたらと思いますよ。
関連エントリ:
・雑誌『こころの科学 177号 特別企画:うつの心理療法──その真実』がなかなか面白そうな件
第6位
…実は第6位は同数で3点ありまして、そちらを今日紹介してしまうと、残りは3点となってしまいますので、本日はここまでにしとうございます。
続きはまた明日ということで。よろしければ引き続きご覧くださいませ。