臨床心理学

Reme(リミー) ユーザーと臨床心理士を繋げるサービスが始まりました

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皆さん、知ってました?10月10日は「世界メンタルヘルスデー」でした。

世界メンタルヘルスデー(せかいメンタルヘルスデー、英: World Mental Health Day)は、メンタルヘルス問題に関する世間の意識や関心を高め、偏見を無くし、正しい知識を普及するために定められた国際デー(記念日)。

世界メンタルヘルスデー - Wikipedia

その10月10日に合わせてサービス開始したウェブコミュニティがあります。

http://reme-nomal.com/
こころの相談ならReme(リミー)| 無料で臨床心理士を検索・相談

心の健康に関して「気づき」「つながる」ためのウェブコミュニティです。

リミーは皆さんにとってのゲートキーパーでありたいと考えています。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです(内閣府・共生社会政策ウェブページより)

Remeとは より)

これ、今までありそうでなかったサービスなのではないかと。

ユーザーが臨床心理士を探そうと思った場合、一番わかりやすいのが日本臨床心理士会サイト内のサービス「臨床心理士に出会うには」ではないかとは思うのですが…ただ「これが一般にどれだけ知られているか?」が問題でありまして。

困っている人が、果たして自分で検索してここにたどり着くかどうかってことですよ。

そこでこのReme(リミー)が出てくるわけです。

こんな紹介記事が出てます。

より多くの人が早期に専門サポートを受けられるようにーー心の健康を促進するQ&Aコミュニティ「Reme(リミー)」THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

引用しますよ。

専門機関を検索しようとする人は、既に自分の心の病について自覚がある人に限られます。何となく気分が落ち込みがちといった兆候が出始めた前段階にいる人もサポートするサービスにしたいと考え、LINEからでも気軽に質問できるQ&Aを設けたRemeが誕生しました。

「Remeは、専門的なサポートへのオンライン上の入り口でしかありません。最終的には、サポートを必要とする人が、そのサポートを受けられる専門家を見つけてもらう。リアルなサポートに導くための架け橋になって、心の健康をすべての人に届けることを目指します」

…だそうです。

LINEでの相談が継続してしまうようだと、それはとても危険だと思いますが、そういうんじゃないみたいです。

…と、ここまで「だそうです」とか「みたいです」とか白々しく言ってまいりましたが、密かに私、このサイトの立ち上げに協力?したりしてます。

現在は私みたいなどこの馬の骨ともわからないような匿名心理士ではなく、きちんとした大学教員の先生方が監修でついてらっしゃいますが…

【監修】
杉山 崇氏  
神奈川大学人間科学部 教授 臨床心理士
学習院大学大学院人文科学研究科修了。精神科、教育委員会、産業カウンセリングなどで20年余り心理職を務める。日本学術振興会特別研究員、山梨英和大学准教授などを経て、2013年より現職。

山蔦 圭輔氏 
早稲田大学人間科学学術院 准教授 臨床心理士
早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。心療内科心理士、産業能率大学情報マネジメント学部専任講師・准教授などを経て、2013年より現職。

株式会社NOMALのプレスリリースより)

とりあえず計画の最初期段階で、色々とアドバイス…まではいかないですね、とにかく好き放題言わせていただいたような記憶があります。

そんなに前の話ではありませんでしたが、それが猛スピードでこうやって形になっているという、担当の方々のその行動力たるや尊敬に値します。ダラダラ感には定評のあるワタクシとしてはホント見習わねばなりません。

現在はβオープンということで、ユーザー向けのサービスQ&Aサービスのみ使用可ということですが、これから臨床心理士向け、専門家向けのコンテンツも充実していくようなので、興味がある方はチェック!ですよ。

最後にちょこっと私信。

株式会社NOMAL近藤雄太郎さん。Remeサービス開始、おめでとうございます。今後とも微力ながらご支援させていただく所存です。ワタクシでお力になれることがありましたら、なんなりとお申し付けください。今後ともよろしくお願いいたします。

こころの相談ならReme(リミー)(@Reme_nomal)(Twitterアカウントのフォローもよろしく!)

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