さすがに教育系の人には関係ないかもしれませんし、医療現場でも救急外来に関わる心理職ってのはそうとう少ないかと思います。
んでも面白そう。こちらの本。
救急外来における精神科的対応マニュアル 佐藤 茂樹 文光堂 2008-03 |
面白いっていうか、すごくわかりやすいです。まさに「マニュアル」という感じ。
以下、出版社のサイトよりコピペ。
救急の現場では,自殺企図者など精神的な障害を抱えた患者が数多く来院し,その対応により本来の救急業務に支障を来すことが問題となっている.
本書は,精神科医ではない救急担当医が,そのような患者に上手に対応するにはどうしたらいいか,また,救急医療から精神科医療にスムースにバトンタッチするにはどうしたらいいかについて実際的に解説したマニュアル.自殺企図者の他に,酒に酔った患者,怒っている患者,しゃべり続ける患者,泣いている患者,認知症患者,覚せい剤・シンナー中毒者,外国人精神疾患患者など,さまざまな精神症状を抱える患者への対応を,具体的なケースをまじえながらわかりやすく解説した.また,薬物療法の実際や外部機関の利用の仕方などについても詳述したので,精神科に馴染みのない医師でもすぐに実践できる内容.
「精神科に馴染みのない医師でもすぐに実践できる内容」だけあって、「救急外来に馴染みのない精神科コメディカルスタッフ」にとっても非常にわかりやすい内容です。なんか教科書というか受験の参考書みたいな感じのレイアウトです…と言えば、そのわかりやすさがご理解いただけるでしょうか?
そのほとんどが現実的・具体的な場面を想定して書かれており、色々ためになります。
病院で働いている人なんかは一冊どうでしょ?
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