特撮ドラマ『ネオ・ウルトラQ』を知ってますか?
円谷プロダクションが制作、1966年に放送された伝説のドラマ「ウルトラQ」は、ユニークな怪獣や宇宙人が次々に登場する特撮ドラマとして、その後の 「ウルトラシリーズ」の礎となった作品。と同時に、さまざまな怪異現象を通して、環境破壊や人間性の喪失など、現実社会の闇に鋭く切り込んだ作品でもあった。そして現代、世界がなお抱える闇に迫るべく、全12話のまったく新しいドラマシリーズ「ネオ・ウルトラQ」が誕生! 気鋭のクリエイターたちがそろい、円谷プロダクション×WOWOWの共同製作による“セカンドシーズン"がいよいよ始まる。
2013年にWOWOWで放送された特撮テレビドラマですよ。
そして関東ローカルで恐縮なのですが、現在、TOKYO MXで放映中なのです。
ついでに、初代の『ウルトラQ』も放映中だったり。
ちなみに田辺誠一氏演ずる主人公の南風原 仁(はいばら じん)は
40歳。超常現象の研究実績を持つ心理カウンセラー。
ということで、これだけだったら設定的にはありがちなんですが、先日放映された第5話「言葉のない街」ではガッツリと「臨床心理士」と自称していたのが大変気になりました。
その上で、自分の臨床活動について「診療」と称していたのはそれ以上に気になったわけですが。独立開業?している臨床心理士が医行為を行っていることになってしまうのでは?
キャラクター設定などはキャストと各担当監督に委ねられており、一話ごとの独立性が高くなっている。
この辺りで、「心理カウンセラー」だったり「臨床心理士」だったりとキャラクターがぶれてしまっているのかもです。
でもやっぱり「診療」はちょっとね…いや、かなりね…。
ただでさえ脚本が微妙な感じなのに(2013年の作品なのにそんなに話題になってないのはそれなりに理由があるのですよね)その辺が気になっちゃうと、さらにストーリーに没入できなくなっちゃうわけで。
結論として「中途半端に臨床心理士とかそんなキャラ設定は使って欲しくない」というところでしょうか。キャラ立ちさせるのに色々便利なのはわかりますけれども、