昨年の日心臨の書籍コーナーでも大々的に予約を取っていたあの本。
【日心臨09参加記録】買いたい本・気になった本3(09/09/25)
アレが遂に出ましたですよ。
赤の書 ―The“Red Book” C・G・ユング ソヌ・シャムダサーニ 創元社 2010-06-26 |
16年余りの長きにわたり、ユングが私的な日記として自ら手書きで緻密に書き綴った『赤の書』。そこには、その後のユング思想の中核となるものがすべて記されていた。しかし、さまざまな理由から『赤の書』は黒いトランクに入れられ、スイスのとある銀行の金庫の中で半世紀近くのあいだ眠りつづけることになったのである。その伝説の書物が、2009年10月、ようやく日の目を見ることになった。
細かな部分まで丁寧に描き込まれた大小さまざまな極彩色の美しい絵の数々、綿密な構成のもとに、ページぎりぎりまでびっしりと書かれたカリグラフィーの文字。さながら「ケルズの書」のような聖書の豪華装飾写本を思わせるこの書を、現物と同じ大きさのまま、日本語訳を付してお手元にお届けします。
おお!すげえ!
…って…あれ?
上に挙げた昨年の過去ログにはこうあります。
2009年12月発売
予価50,000円です。
出版社のサイトを見ますと…
赤の書 【THE RED BOOK】C.G.JUNG - 創元社
http://www.sogensha.co.jp/special/TheRedBook/index.html
2010年12月までの発売記念特別価格が37800円、定価は42000円です。そして、発売は2010年6月。
んー…なんかきっと色々あったのでしょうねえ。関係者各位におかれましては「大変お疲れ様でした」という感じでしょうか。
ともあれ、とにかくすごい本であることは確かなようです。
間違っても私は買わないと思いますが、欲しい人にとってはようやく発売って感じなのではないですかね。
こちらには英語版も…価格的にはお買い得かも。装丁は日本語版の方がかっこいい感じですが。
The Red Book: Liber Novus C. G. Jung Sonu Shamdasani W W Norton & Co Inc 2009-10-19 |
気軽にポチっと買える価格ではないものの、興味のある方はどぞーってところでございます。まあリンク先を見るだけなら無料ですからね。