臨床心理学

そこは臨床心理士の出番なのか?

投稿日:

昨日のニュースでこんなのがありました。
親の理不尽な要求、抗議に学校苦慮…読売調査 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
以下コピペ

子供の通う学校に理不尽な要求や抗議を行う親に、全国の公立小中学校や教育委員会が苦慮している実態が、読売新聞の調査で明らかになった。

中略

具体例の中では、「自宅で掃除をさせていないから、学校でもさせないでほしい」「(子供同士で小さなトラブルになった)相手の子を転校させるか、登校させないようにしてほしい」など、我が子かわいさから理不尽な要求に至るケースが目立った。

また、勉強の進み具合が遅れている中学生に小学生の問題を解かせたところ、「子供が精神的に傷ついた」と抗議したり、子供が起こした自転車事故なのに、「学校の指導が悪い」と主張したりする例もあった。

親が学校現場を飛び越して、教育委員会や文部科学省に、メールや電話で苦情を持ち込むことも多く、ある教委では、抗議の電話が6時間に及んだという。暴力団とのつながりをほのめかし、圧力をかけようとするケースもあった。

親からの継続的なクレームに対応するため、教師が部活動の指導やテストの採点作業の時間を奪われたり、精神的なストレスを抱えたりすることも多く、「教育活動に支障を来している」との声が出ている。

今回の調査に対し、「事例を公表することで当事者が再びクレームをつけてくる恐れがある」との理由から回答を避けた教委もある。

うひゃ~…なんつーか「想像を絶する」って感じですね。
…っても07/05/22のエントリ、長女の幼稚園の運動会で思ったことで取り上げた「股にクイ」事件なんかを考えてみると、まあそんな親が増えていたりするのかなぁ…なんて実感しないわけではありません。
しかし、これに対応しなきゃいけない教師の皆様も大変ですねぇ…なんて他人事のように言ってたら…

一方、18教委では、クレームを想定した対策を実施。「管理職と教務主任を対象に研修を実施」(佐賀市)、「教委に親対応の専門職員を置いている」(奈良市)、「目に余る時は警察と連携する」(名古屋市)といった取り組みのほか、問題行動を起こす親を精神的にサポートする必要があるとして、「臨床心理士と協力して対応する」(東京都江東区)という教委もある。また、東京都港区では今月から、クレームに対し、学校が弁護士に相談できる制度をスタートさせた。

対応は色々必要ですよねぇ…って
> 問題行動を起こす親を精神的にサポートする必要があるとして、
> 「臨床心理士と協力して対応する」(東京都江東区)
うわ。こんな仕事もあるですか?どんな「サポート」するんだろ?てか、そもそもこれは臨床心理士の出番なのでしょうか?
・・・・・・・・・・
自分がそういう仕事に関わる機会は(今のところは)なさそうですが、これから子どもの教育に関連して色んな親との関わりあいも増えてくることでしょう。「世の中にはどんな親がいるのか」、自分の目で確かめてみようと思う今日このごろなのでした。
関連:2ちゃんねるの反応はこちら→痛いニュース(ノ∀`):「うちの子に掃除させるな」「トラブル相手を転校させろ」 親の理不尽な要求や抗議に学校苦慮

1日1回、ポチっとクリックして順位を確認後戻ってきていただけると感謝感激でございます学問・科学ランキング

-臨床心理学

Copyright© ロテ職人の臨床心理学的Blog , 2024 All Rights Reserved.