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某光回線業者の人間に捨てゼリフをはかれた件

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電線

年休をとったある日の午後のこと

先日、所用で仕事をお休みいたしまして。で、ちょっと外出してたんですが、その間は妻が家にいたのです。

私が帰宅した時、妻が言いました。私が留守の間に、ネットの業者の人が来て「工事の件でお話ししたい」とのことだったが、妻は「自分ではよくわからない」「夫が帰ってきてから、直接夫と話をしてくれ」と伝えたのだと。

私は事前にはそんな話は全く聞いておらず、妻も特に郵送などによる通知はなかったとのことで、なんのことやらという感じでございました。

そして、しばらくしてその業者の人が家に来ました。

現れたのはS社が提供するあの光回線業者

作業着姿のその人はネームプレート代わりに胸につけた名刺を見せて、自分はSという会社の某だと名乗りました。

Sという会社はよく知られたいわゆる「インターネットサービスプロバイダー(ISP)」です。某CNとか某iftyとかそういうの。

いや、確かにSはSなんですが、その前にしっかり某光回線の業者の名前が書いてあるじゃないですか。ちょっと前にテレビCMをバンバン打ってた、現在業界では最後発のあの会社。そう「世界最速」のアレです。

もうこの時点でかなりの不信感だったわけなのですが、もしかしたら重要な内容かもしれないと思いましたので、とりあえず話を聞くことにしました。



いきなり質問キター

で、そいつがいきなり私に質問してきたのです。「今現在、どちらの会社の光回線をお使いですか?」と。

私は一瞬ポカーンとしました。そして「え?どういうことですか?」と質問返しをしました。

そいつは、持っていた紙に書いて丁寧に説明してくださいましたよ。ケーブル(?)の引き込みがされているからこの家で光回線を使用しているのはわかるのだということ。そして、この地域で現在利用可能なのはN社かA社のどちらかであることについて。

そしてさらに質問してきました。「今、お使いのプロバイダーがわかれば、どの会社かわかりますよ」と。

えーと…

それに対して私が「何でそれを言わなきゃいけないんですか?」と質問したところ、ようやく奴はその質問の意図を説明し始めました…っていうか、最初にそれを言えよ!



いや、その利点はわかるけどさ…

奴によれば、S社が始めた新しい光回線がこの地域でもようやく使えるようになった、と。その回線はN社・A社よりも回線速度は上であり、さらに月額利用料金は安くなる、と。今なら工事費も無料だし、こんなお得な話はない、と。

そして最初の質問を繰り返してきました。「今、どちらの光回線をお使いですか?」と。

えーと…

我が家は私と妻が携帯をN社からA社に乗り換えた時、自宅の光回線とプロバイダもA社のものに変えたのです。その方が月額の利用料がお得だったので。ただ、その際にいわゆる「2年縛り」というやつがついたため、もし契約途中で解約した場合には違約金が発生することになります。

確かにS社が提供する光回線サービスに乗り換えれば、月額の料金は安くなるかもしれませんし、キャッシュバック的なものもあるでしょう。しかし、スマホとのセットでの割引だったりも考慮すると、違約金の分を相殺すると明らかに損するはずです。



そして捨てゼリフ

…と、ここまで考えて私が「え?それを教える必要はないですよね」と申し上げましたところ、奴は

「じゃあ、高いままの回線を使っててください」

と捨てゼリフを吐いて帰っていきましたとさ。

私は去り行く奴の後ろ姿を、呆然としながら見送ったのでありました。



考えてみたら結構悪質?

偶然、平日に年休をとっておりましたので、私が対応できたのはラッキーでした。まあ、私がいなかったとしても、妻は「自分はわからない」「夫に聞いてくれ」の一点張りで相手にはしなかったでしょうけれども。

ただ、私が住んでる地域は結構な秘境ですので、近所にはお年寄りしかいない家が多いんですよね。特に日中は。

速度の向上や月額料金の低さ、さらにキャッシュバックなんかの長所についてのみ説明した場合、下手したらお年寄りはうまく言いくるめられて契約しちゃうかもしれません。

そう考えてみると、別に違法なことはしてないのですが、それだけにある意味で悪質なんじゃないかと感じた次第。あからさまに悪徳業者だったら、逆にわかりやすいと思うので。



そして後日談

この件の数日後、妻がテレアポ電話をとってしまったのです。

よくあるテレアポ電話は“0120”で始まるフリーダイヤルであることがナンバーディスプレイでわかりますので、私も妻も電話に出ないようにしているのですが、その時は“03”ナンバーだったのですよね。

で、テレアポ業者は「S社が提供する光回線の…」と説明し始めたのですが、妻は早々に「この間、某光回線業者の人に嫌な思いをさせられたのでお断りです」と電話を切ったのだそうな。電話の向こうでは「申し訳ございません」的な謝罪はあったとのことですが…いやいや、電話の人は奴とは別の人間でしょうから。

そんなこんなで、重ね重ね嫌な思いをしたのでした。

正直、現在のA社の2年縛りが終了したとして、よほどのことがない限りはS社提供の某光回線業者に乗り換えることはないでしょう。

そして、S社の光回線サービス担当におかれましては、もう少し社員教育を徹底すべきではないかと思います。もし、私のところに来たのがS社の人間を騙る代理店の人間だったりした場合には、また別の大きな問題が生じるわけですが。

以上、先日私が体験した嫌な出来事のご報告でございました。

このブログ記事はあくまでも私個人の主観的体験を記したものであり、某光回線サービスの価値を貶めることを意図したものではないことをご理解くださいませ。

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