既に色々なところで話題になっておりますが、日本心理研修センターが公認心理師の現任者講習会実施機関に指定され「講習会の概要」が公表されております。
・10月13日付で公認心理師の現任者講習会実施機関に指定されました。講習会の概略をまとめましたので、こちらをご覧ください。 | (日本心理研修センター)
申込開始まで下記案内をお読みになり、ご準備ください。
「受講の手引」と「申込書」は近日中に掲載予定です。
ということで読んでみました。
…その前に、まず自分がどんなルートでの受験になるのか調べてみました。
こちらが大変わかりやすくまとまっております。
・公認心理師受験資格について―CPNガイド―(公認心理師推進ネットワーク)
はい。「経過措置ルート」の「(G)「現任者ルート」(附則第2条第2項)」ですね。
現任者ルートは、資料27ページから28ページに提示されている条件を満たした場合に受験資格が与えられることになるようです。それによると、
① 「省令で定める施設」において、
② 「法第2条第1号から第3号までに定める行為を業として5年以上」行っており、
③ 業務を行っている「証明書」が提出でき、
④ 施行日に休業中の場合は、休業してから一定以上の期間が経過しておらず、
⑤ 「現任者の講習会」を受験した場合、
という5つの条件が揃った場合に、公認心理師法の施行後5年間に限り受験できるものとなっています。受験可能な期間が制限されているのは、この現任者ルートだけであることにご留意ください。
まさにこの⑤の「現任者の講習会」ってやつですね。めんどくさいけど仕方がない。
さて、見てみましょうか…
平成29年10月25日(水)~11月17日(金) 郵送(簡易書留)での受付で先着順になります。
いきなり来ました!受付は今月(!)25日から来月17日まで、1ヶ月弱の期間でその上「先着順」!
〇講習会受講料:70,000円 受講日・受講地が決定後、郵送にて振込先をご連絡いたします。
そして受講料は70,000円!ななまんえん!ですよ!
会場は東京、大阪、福岡、京都、愛知、北海道ということで、まあ大都市圏ではありますが(仙台がない…やっぱり東北はこういう時には冷遇されるのですね)、それ以外の地方在住の方は交通費も必要になるわけですよ。
それを踏まえて、土日祝日開催の4日間コースはともかく(いや、これはこれでかなり無理はあると思いますが)、平日開催の5日間コースって鬼畜ですか。そして上記の大都市圏以外の方は宿泊費もかかる、と。常勤職についている人でも(だからこそ?)なかなか休めないと思うんですが。どういう層を想定した「平日開催の5日間コース」なんでしょ?
総額で合計で10万〜15万コースってとこでしょうか。
すげえな。
これ、暴動とか起きるんじゃないでしょうか(起きない)。
定員がどの程度かわかりませんが、絶対パンクするような気がします。どういう見積もりなのだろうか…。まさか数千人規模のキャパを複数用意するってわけでもないっすよね?
とりあえず
「申込書」と「受講の手引」は近日中に掲載予定です。
とのことなので、毎日チェックせねばなりませぬな。
いや、第1回で受けなくてもいいんだけど、やっぱりみんな第1回で取っておきたいですよねえ…。
あー、7万円ってだけで痛いなあ…。
※21:00追記
そういや、厚労省の現任者講習会実施要領から推察すると、おそらく今後、日本心理研修センター以外でも「現任者講習会を行う者(=実施者)」に名乗りをあげる機関はきっと出てくるんでしょうけれども、現時点で確定した情報がないという点でやっぱり不安なことこの上なしでございますな。