こんなニュースを発見。
学校で〇ンコは大問題！男子用“個室”トイレ増殖中（ZAKZAK）
香川県の中学校で完全個室のトイレができたという。「誰にもバレず、心穏やかにウンコしたい」という男子中学生の願いを思っての試みだそう。
完全個室のトイレを付設したのは、先月開校した香川県の高松市立第一中学校（生徒数３４１人）。２つの中学が統合したのを機に校舎を新築。その際、通常の生徒用トイレとは別に、１階の保健室隣に個室１室だけのトイレを設置した。
導入の経緯について、同市教育委員会は「級友にからかわれるのを気にし、ウンコを我慢する生徒もいる。そうした生徒に配慮するために設置を決めた」と説明する。もともとは、市議の提案から始まったが、当初は男子用トイレからすべての小便器を排除する「完全個室化」も検討したという。だが、しつけの問題や掃除など管理面も考慮。保健室の隣にだけ設置するという「折衷案」に落ち着いた。
小学校（中学校の頃？）を思い出してみると、自分は授業中にトイレに行くのが好きでした。もちろん教師に「トイレ行ってきます！」宣言した上で。
今振り返ってみるとどんな奴だって感じもしますし、よくいじめられなかったと思いますが（我が親もそんなことを言っていた。「いじめられていたけど気づかなかった」説もあり）、なんかみんなが授業受けてるまっただ中に、一人でシーンとした廊下を歩いてトイレに行くという行為が非常に楽しかったのですよね。
まあ、自分がそういう行為を好んでいたのも、やっぱり学校での排便行為（休み時間、友達が周りにいる環境での）に対して抵抗があったからだったわけで。
そう考えると、いつの時代（っても自分らよりも以前に関してはよくわからんのですが）も子どもの心性なんてのはそんなに変わらんのだろうし、その辺が変わらん限りこの手の問題は存続していくのだろうなと思います。
ちなみに関連して文献検索してみたらこんなのがヒット。
村上八千世・根ケ山光一 2004 なぜ小学生は学校のトイレで排便できないのか?, 学校保健研究, 46(3), p.303-310.
すげえ読みてえ。
根ヶ山氏と言えば、05/09/29のエントリ、【ゆっくり】身体から発達を問う 衣食住のなかのからだとこころ【読みたい】でご紹介したこちらの本
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身体から発達を問う―衣食住のなかのからだとこころ 根ヶ山 光一 新曜社 2003-03-25 |
この本は良い本。
よかったらどーぞ。そして上記論文読みてえ。
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