書店で立ち読みした程度ですが、なかなか面白そうな記事が満載の予感。
こころの科学153号 特別企画:臨床を書く 兼本浩祐 日本評論社 2010-08-25 |
カルテから面接記録、あるいは看護の申し送りまで臨床の現場では、およそ「書く」ことからは逃れられない。いかに書き、いかに活かすかの知恵を探る。
最近、訳あって電子カルテについて色々調べている自分にとっては、まさにタイムリーな感じ。
それ以前に、病院臨床に携わる者として、毎日の臨床実践の中でカルテ記載ってのは必須の行動なわけで、改めてその意味について振り返ってみることは大事かなと思うわけでございます。
もちろん、カルテ記載や電子カルテだけの問題ではなく「臨床を書く」ことは臨床実践の重要な一部であり、病院臨床だけの問題ではないかと思います。
個人的には
インテイク記録の書き方/妙木浩之
心理療法における面接記録の書き方/中村留貴子
日本語臨床と言葉にすること/伊崎純子・北山 修
症例報告を書くことの意味/熊木徹夫
辺りが気になります…ってビッグネームばっかじゃん。なんというミーハー。
そんな感じで、医療分野に携わる人にはかなりお勧めな一冊。よかったポチっといかがでしょ?